要素:数字の選択

今回解説する要素は「数字の選択」です。


最小値から最大値を設定し

デフォルトには変数指定も出来ます。


一見すると説明するまでもないほど単純な

要素ではありますが、しかし、ここでひとつ

問題があります。


はい、そうです。選択した数字を一体

どうやって参照(変数に設定)

するかという話ですね。


まどろっこしいので結論から言っちゃいますけど

値の参照は「タスク」→「シーン」→

「要素の調査」→「値」から参照できます。

(「要素の値」ではないので注意)


で、こいつを「ボタン」要素の中に

「シーンの破棄」タスクと一緒に仕込んで

出来上がりというわけですね。


・・・いや一応、要素本体にも

タスクを仕込めはします。

ほら、この一番右の項目である「選択した値」。

これ、数値が変更、つまりスライドされて値が変わった時に

作動するトリガーなんです。

で、要素:長方形で説明したように

これも%new_var(variable)

%old_var(variable)の2つの

タスク変数が出力されます。


%new_varには「新しく選ばれた」値が入り

%old_varには「それまで選ばれていた」値が入ります。

つまり、使うとすればほとんどnew_barで

%old_varはバックアップ用といったところでしょう。


ということで、早速

選ばれた数字が20の倍数ごとに

ビープ音が高くなっていくタスクです。

これを「選択した値」の下に貼っ付ければ

出来上がりというわけですね。




A1: ビープ音 / Beep [

周波数: 1000

継続時間: 1000

振幅: 50

出力先: 3 ]

If 条件開始 [ %new_var< 21 ]


A2: ビープ音 / Beep [

周波数: 2000

継続時間: 1000

振幅: 50

出力先: 3 ]

If 条件開始 [ %new_var> 20 & %new_var < 41 ]


A3: ビープ音 / Beep [

周波数: 4000

継続時間: 1000

振幅: 50

出力先: 3 ]

If 条件開始 [ %new_var> 40 & %new_var < 61 ]


A4: ビープ音 / Beep [

周波数: 6000

継続時間: 1000

振幅: 50

出力先: 3 ]

If 条件開始 [ %new_var > 60 ]



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