アクション→変数→変数の検索・置換
さて、ということで今回は
変数の置換・検索(正規表現)です。
と、その前に皆様
正規表現ってご存じでしょうか。
簡単に言っちゃうと、テキスト用の
プログラム言語みたいなもんです。
文字の検索や置換、条件式なんかに
使われたりするわけですね。
詳細はこのページを読んでもらうことにして
https://www.megasoft.co.jp/mifes/seiki/meta.html
僕の方では設定画面の見方と
よく使う構文を紹介しておきます。
それではまず設定画面から。
「変数」
検索をかけたい変数名ですね。
「検索」
検索をかけたい文字です。前述した通り
正規表現が使えます。
ちなみにこのtasker、正規表現じゃないと
検索にヒットしない文字があります。
(「[」・「]」・「{」・「}」・「/n」など)
「一致を置換する」
✓を入れると「置換先」項目が出てきます。
「置換先」
「検索」でヒットした文字を
どの文字に置き換えるかを指定します。
変数も引用できます。
(たとえば、文字を消去したい場合は
そのまま空欄でokですし
特定の文字を「改行」にしたい場合は
まず先に変数として「改行」を作成して
それを引用する、という方法を取る必要があります。)
「if 条件開始」
いつものやつなので説明省略。
さて、それでは参考例です。
(ちなみに\は
バックスラッシュ(半角)のことです)
例① 「{」のような特殊文字を消去する方法
変数内を検索や置換 / Variable Search Replace
変数: %Text
検索 / Search: \{
一致を置換する: オン
(「\」を前に置くことで
「{」を文字としてみなしてます)
例② 改行コード(/n)を
「改行」に変換する方法。
変数を設定 / Variable Set
名前: %Kaigyou
これに:
構造を出力 (JSONなど): オン
(改行そのものを事前に変数化します)
変数内を検索や置換 / Variable Search Replace
変数: %Text
検索 / Search: \Q\n\E
一致を置換する: オン
置換先: %Kaigyou
(\Qと\Eで挟んだ改行コード(\n)を
変数「%Kaigyou」に置き換えてます。
例③ 「AAA」と「,」で挟まれた文字を
%Hozonに抽出する
(ただし、「AAA」も抽出対象に含まれる)
変数内を検索や置換 / Variable Search Replace
変数: %Name
検索 / Search: \/AAA.+?\,
一致を配列に保存する: %Hozon
例④ 変数Textの「 ̄ ̄」以前の文字を消去する
(ただし、「 ̄ ̄」は消去対象に含まれない)
(数行にわたる文字だと正規表現が使えないため
改行を置換し、一行の文章にしてから置換を行います)
(なおこのとき、改行コードはCR + LF(windows)( \r\n)でも
CR(mac)(\r)でもなく、LF(Android)(\n)で行う必要があります)
(\nで置換かけてるので)
A1: 変数を設定 / Variable Set [
名前: %Kaigyou
これに:
構造を出力 (JSONなど): オン ]
A2: 変数内を検索や置換 / Variable Search Replace [
変数: %Text
検索 / Search: \n
一致を置換する: オン
置換先: ✡ ]
A3: 変数内を検索や置換 / Variable Search Replace [
変数: %Text
検索 / Search: (?<= ̄ ̄).*
1つだけ一致させる: オン
一致を置換する: オン
置換先: 空欄]
A4: 変数内を検索や置換 / Variable Search Replace [
変数: %Text
検索 / Search: ✡
一致を置換する: オン
置換先: %Kaigyou ]
A5: 変数を分割 / Variable Split [
名前: %Text
区切り文字: \n
正規表現: オン ]
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