★アクション→入力→リストダイアログ


※説明をわかりやすくするために、

後述する「シーン」で解説した

「ウィンドウ」「ボタン」の話を

引っ張ってきています。


パソコン初心者の方はまず

そちらを見てきてくださいね。


――――――――――――――――――――



さて、今回はめちゃくちゃ重要な

「リストのダイアログ」の使い方です。


と、まずはその前にくどいようですが

ダイアログの定義を説明しますね。


ダイアログとは直訳すると「対話」となりますが、

プログラム上では主に「端末(=パソコンやandroid)のシステムと

動作確認の要求や表示をするウィンドウ(画面表示)」のことです。


さて、勘のいい方はもう気づいたかもですが

「シーン」もこれと同じなんですね。



となると���然疑問が浮かんできます。

「シーン」と「リストのダイアログ」の違いです。


「シーン」と同じなら「シーン」を使えばいいじゃないか。

どうして「リストのダイアログ」を使う必要があるのか。


はい。これ実はまったくの逆でして

簡単なボタン(コマンド発信)を作るなら

むしろ「リストのダイアログ」のほうが楽です。


というのも、いちいち表示範囲や要素を設定して

「シーンを表示」タスクから

呼び出さなければならない「シーン」と違って

「リストのダイアログ」はテキストを

直接ボタン化することができます。


レイアウトがすでに定まっているので

シーンの作成(ボタンの配置やタスク埋込み)も

シーンの表示タスクもいらないわけなんですね。


さらに、このテキストは「,」で区切れば

そのままリスト状に配置できます。


例えば、「A,B,C,D,E」というテキストを入れると

「A」

「B」

「C」

「D」

「E」


とずらっと項目が列挙され、

いずれかを選択すると変数


%Id_button(選択されたボタン)

%Id_select_index(選択された文字の番号)

%Id_selected(選択された文字)

%Id_long(長押しされたボタン)


が出力されるわけです。

例えば、上の例で「D」を選ぶと

%Id_select_indexは「4」

%Id_selectedは「D」となるわけです。


ボタン1、2、3をそれぞれ

「A」「B」「C」 と設定して、

「A」を押したなら

%Id_button(選択されたボタン)

はAとなるわけです。

長押しすれば%Id_longも

発行されるわけですね。


ということで、全部口頭で説明すると大変なので



①リストダイアログとシーンの違い

②タスクの設定画面の見方

を順に置いていきます。


①それではまず、リストダイアログとシーンの違いから。


      │リストダイアログ│シーン

シーンの設定│ 不要      │必要

表示範囲設定│ 不可能    │可能

ボタンの配置│ 不可能    │可能

タスクの内蔵│ 一部可能   │可能


となっておりますです。要するに、

シーンの簡易版がダイアログって訳ですね。


ということで次は

②設定画面の読み方です。


上から順に説明しますね。


「モード」

これは簡単ですね。

「項目を一つ選ぶ」と

「複数選択」の2つがあります。

「項目を一つ選ぶ」でいいでしょう。


「タイトル」

要するに説明テキストですね。

あってもなくてもいいです。


「項目」

表示項目、つまりボタン化する

テキストの内容ですね。

変数(%〜)も使えます。


「長押しタスク」

ま、わざわざ使うものでもないでしょうから

ここはパスで。

(ボタンのことなのか項目のことなのか

どっちのことを言ってるかわかりにくいですし)


「ボタン1・ボタン2・ボタン3」

下の方に項目とは別で

ボタンを配置できます。


「経過後(秒数)で閉じる」

これは説明不要ですね。言葉通りの意味です。


「見えるうちで最初の項目番号」

「見えるうちで」ってのは要するに

%Id_select_indexのことを言ってるわけです。

さいしょの%Id_select_indexの表示を

0とするか1とするかという話です。

ま、0か1以外はあまり使わないでしょう。


「フィルターを隠す」

このリスト内の項目は

サーチ欄で検索がかけられます。

で、この「フィルターを隠す」ってのは

「サーチ欄を非表示にする」ってわけですね。


「文字」

ようするにサブタイトルです。

タイトルで書ききれなかった分を

ここに書いておきましょう。


…とまあ、こんな感じです。

わからないところありましたら

コメントにて質問どうぞです。





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