最近、寝て起きると毎回場所が変わるんだけど!?

ねこ

1話 ファッ!?1

僕の名前は星井朔斗。長洲三原中学3年の普通の男子だ。

普通と言っても成績が少しいい方の隠キャな方だと思う。


放課後、

「おい朔斗、テニスコート一緒に行こうぜ」


こいつの名前は青木浩太。同じテニス部のクラスメイトだ。


「お前ってさ、テニス本当に下手だよな」


そう、テニス部だが、僕は中1レベルでまともに試合ができないのだ。


「まあ、誰にも下手なことはあるじゃん?浩太の勉強みたいに」

「うるせえな、」


こんなかんじで部活も終わった。


帰宅中、

「お前ってさ、転部とか考えてないの?」

「転部って言っても、もうすぐ退部だけどな」

「そうか…」


今は5月。そろそろ3年生は部活を辞めて学習に専念する時期だ。

浩太は偏差値の高い高校に行きたいらしく、少し早めに退部したいとか。

そんな簡単に退部できるのか少し疑問だ。

自分はそこそこの高校へ行きたい。親は偏差値の高い学校へ行けと言われているが、

楽をしたいなと正直思っているので、そっちの方向へ行きたい。


家に着くと、夕食がもうできていた。


「朔斗、荷物置いたらすぐに食べなさい」

「わかってるよ」


そんな感じで食事。10分くらいで食べ終わり、

「ご馳走様」

といい、すぐさま部屋へ。


今日は金曜日だ。早めに寝て休みたい。

ベットへ飛び込み、すぐに眠りについた。


続く…

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