「三十一文字(みそひともじ)の花よ咲け」

「カクヨム短歌・俳句コンテスト」応募作品。


 要項が出てから、すぐに書き始めました。


 応募受付まだ先だけど、upしていいのかな?


 当時は、そんなことも思いながら。


 少し様子を見て、

 タグ検索してみると、フライング(?)と称して、応募期日前から作品をupしているものが散見されたので。


 では、行ってみよう!

 と。

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「三十一文字(みそひともじ)の花よ咲け」


 言の葉に 秘した思いは 密なれど

  心で 召しませ 三十一文字(みそひともじ)を


 https://kakuyomu.jp/works/16817330657257805183 

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵


 公開日:2023年5月14日 15:00

 最終話公開日:2023年7月10日 5:00


 掲載期間中は、原則 5:00と18:00に それぞれ一首 upしていました。



 歌の解釈は あえて載せませんでした。(後半に、一部記載がありますが。)


 理由の一つが、

「三十一文字(みそひともじ)の花よ咲け」の前半に掲載されている おうたは、

「綯(な)いて、縒(よ)りて」から題材をとっているから。


「綯(な)いて、縒(よ)りて」で 紡いだ世界を「三十一文字」に凝縮したもの と言い換えてもよいでしょう。


 世界観がすでにあるので、あえて記載しませんでした。



 もう一つは、

 読み手の想像に委ねることで、

 詠み手が浮かべている情景とは 違った景色が見られたからです。


 だから、「心で召しませ三十一文字を」と あらすじに載せておきました。

 

 読み手がどう感じ、どう受け取ったか、

 それを否定したくはなくて。


 どう受け止められたか。


 詠み手が思い描いていた情景がそのまま伝わらなくて 残念だと思うなら、

 それは 詠み手の力量不足だと思うから。


 伝えたい思いをダイレクトに伝えるか、

 婉曲にして いろいろな見方の中に本音を紛れ込ませてしまうか。


 わたしは、後者のスタイルなので。


 直接、伝えられないのですよね。


 表面上は Aという事象を述べながら、

 本当は Bということが伝えたい。


 そんな おうたの世界を 表現しています。


 そういう おうたへの世界への憧れも 詰まっています。


(*^_^*)


 コンテストへの応募作品ということもあり、

 たくさんの人に 読んでもらえて、嬉しかったです。


 そして、

 頂いたレビュー、ひとつひとつに 励まされました。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330657257805183#reviews

 ありがとうございました。


 レビューをお寄せくだった 方々のおかげで、

 今 こうして カクヨムで書くことを楽しんでいる わたしがいます。



 わたしの作風(表現)が

 初めて 認められた

 初めて 褒められた


 記念すべき 作品です。


 本当に ありがとうございます。


「代表作」ともいえる作品になりました。




 余談。

 初回ラインクイン(週間。詩・童話・その他)67位。;2023年5月17日

 初回ランクインで初めて二桁となった作品です。

 その後、順位がどんどん上昇していくのが、こわいくらいでした。


 また、

 ランキングの累計(詩・童話・その他)でも二桁に入っています。驚きです!

 https://kakuyomu.jp/rankings/others/entire

 2023年10月現在でも累計で二桁でした。

 皆さまのおかげです。

 ありがとうございます。






 


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