転生したので固有称号《ユニークアチーブメント》で陰の世界で暗躍します

鳳隼人

第0章転生

プロローグ

「月が街を照らす時、そこには陰が出来る」


月の光のみが照らす部屋。

そこには数々の芸術品が並び一人の黒い仮面を付けた男が漆黒の玉座へと向かう。


「ノワール様、今ここにⅫ神全て揃いました」

「いよいよ始まるのですね」

「楽しみですね」

「主の御前だ。私語は控えろ」


そこは月と星の光のみが照らす世界。


「これより我らが物語が始まる」

「正義も悪も」

「表も裏も」

「光も陰も全て」

『我が主の為に!』


男が玉座に座る。

そしてその玉座の前で男に跪く十三人の美女美少女。


「国も貴族も王族も関係ない。我らはただ」

『我らの心が示すままに』


男は不敵な笑みを浮かべ次の瞬間玉座から消える。

またその場にいた少女たちもいなくなりそこにはただ月の光が照らすだけ。

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