第99話田原坂

雨は降る降る、人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂。


これは、西南戦争最大の激戦地を詠った、田原坂の詩吟の一節。


今日は雨の中、出勤。

寒いので、ワイシャツの上にパーカーを羽織り作業所で働いた。

僕は兎に角、仕事のスピードに拘る。ゆっくり丁寧は当たり前のことだ。

早く正確に!を、モットーとしている。

それは、介護職時代、貿易事務時代もであった。

慣れるまで時間が掛かるのは理解している。

しかし、3回経験した仕事はテキパキとこなすべきだ。


まぁいい。

適材適所と言うのがあるから。

僕はやっつけ仕事は大好きだ。貿易事務時代は、仕事が始まる前に、殆どの仕事を終わらせ、船に乗り作業員と仕事しながら、監督して、その合間に作業時間なのどの書類を作っていた。

身体が覚えるのである。

コツを掴んだら、スピード重視。

だが、これが出来ない人がいるのは当たり前である。

だって、福祉作業所なのだから。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る