第64話この一杯の為に

給与明細書をもらう前に、銀行で残高確認。

給料が振り込まれていた。

その半分は生活費に消えるので、派手な飲み方は出来ないし、するつもりもない。

自分の身の丈にあった飲み方をしないと、破産する。

これで、清貧状態から普通の貧乏になった。

吉呑みも、ジョッキ2杯で止める。

明日は火曜日。

前半戦の最終日。


しかし、入店してからの生ビールの一口目は旨かったなぁ〜。

この一杯の為に働いているようなもの。

薄給で、嫁さん、母親の面倒を見なくてはいけない。

しかし、この家庭の稼ぎ頭は、嫁さんだ。

僕のお金は、雑費に消えている。

まだ、転職は出来ない。身体がキツい。

朝、会社に行きたくない病は完治した。

さて、帰宅したらカクヨム活動でもするか。

後、一杯飲んだらいけないかな?……。

ちょっと、世間様に申し訳ないので帰ろう。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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