第二十七話 お嬢様、エッチに全裸
グチャリ、べちょり……
「えっと、ここが……腕で、こっちが右足ですわね。全く、ここまで体をかき混ぜられると再生するのも一苦労なのですわ」
そう言って私は体を直していきますわ。
「こっち側引っ張ればいいんだよね~」
「ええ、なんか左足が裏返っちまってるんですわ。だから、引っ張ってもとにもど……」
「エイッ!」
そう言ってリオ姉さまが引っ張ると私の左足はブチブチと音を立ててちぎれてしまったのですわ。
「ぎゃあああ⁉ 何やってんんですの‼」
「ああ、ごめ~ん」
そう言ってリオ姉さまは私の足を、ぐちゃっと体に突き刺しましたわ。
「ちょ、お”ッちょ、そこ違う。そこ私のおマ〇コですわああああ‼」
「ひゃっ⁉ あばば……ごめんっ‼ ここかな?」
「お”ぉ”ぉ”ぉ”ぉぉ……そこはア〇ルですのぉ……オホッ」
「じゃ、じゃあここ?」
「だからそこはおマ〇コですの……あんた、真面目にやってますの⁉」
そう明らかにアウトな会話をしながら私の体をくみ上げていきますわ。
【コメント欄】
”ウワーエッチダナー”
”えっち……エッチとは?”
”これはエッチ”
なんてコメント欄もなんか盛り上がっていますわね。
全く……オッ。
「……よし、これで全部の体整った?」
「え、えぇ……整いましたわぁ」
「……大丈夫? 凄いビクンビクンしてるけど」
「き、気のせいですわ……と、とりあえず再生させますわね」
そう言うと道々と音を立てて、身体を再生させていきますの。
【コメント欄】
”いや、あの状態から復活できるの草w”
”もう、お嬢様死ぬことなさそうだよな”
”確かにw ここまでの再生能力見せつけられるとw”
”なあ、そう言えば汚嬢様って今服着てたっけ?”
……へ? 服ですの?
再生させながらコメント欄を見ていた私は、そのコメントに気が付きハッ……としましたわ。
このまま復活してしまうと私全卵になっちまいますの‼
しかし、それに気が付いた時にはもう遅く。
私は、全裸のまま復活しましたわ。
「きゃーーーですのおおお!」
【コメント欄】
”はぁ……はぁ……サービスショットありがとうございます‼”
”汚嬢様の裸……はぁはぁ”
”変質者沸いてて草……今日のおかず頂きましたありがとうございます”
”いや草w”
…………
………………
”それにしてもコレ滅茶苦茶過激な配信だけどBANされないのか?”
”まあ、今の配信サイトは肝要だし大丈夫だろ”
そんな会話がコメント欄でされていますが、そんなの見てる暇なんて姉ですわッ‼ とりあえず、私の服……服ッ‼
「服どこですの!」
「えっと……服ならはい……」
そう言ってリオ姉さまは苦笑いで私の服を差し出してきましたわ。
「あ、ありがとうですの~……って、パンツとブラジャーだけじゃないですの⁉ 服……私の服はいずこに⁉」
そう尋ねると、リオ姉さまは罠の方を指さしましたわ。
指さした先では、先ほどまで私が来ていた服がただのぼろきれに変わり果てていましたわ。
「いやー……あんな感じなんだよね~」
「ぎゃああああああ、ノーんですのおおおおおおおおおおお‼」
――――――――――――――
……今回の話、アウトなのですかね? よければみんなのコメントを頂きたいのです。
それでは、ここまで読んでくれてありがとうなのです!
作者からの少しの宣伝なのです。
新作を始めましたのですよ!
タイトルは『転生したら幽霊船だったので、この世のお宝すべて手に入れてやろうと思います。』
https://kakuyomu.jp/works/16817330665162212961
……知ってます? 船って彼女なのですよ。
是非読んで……コメントいただけたら最高に嬉しいのです!
――――――――――――――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます