218話 【ひと息つけたハルちゃん実況】2
【とにかくあのトカゲはやって来ました】
【けどハルちゃんに翻弄されてました】
【ハルちゃん、生き生きしてたな】
【だってハルちゃんが1番苦手な機動力がイスさんのおかげだもん】
【輝いていたイスさん】
【なおもう1段階進化を残していた模様】
【イスさん……!】
【あの爬虫類、結構良いとこまでやられてたのになー】
【あーあー、もうちょいだったのになー】
【イスさんでひょいひょい避けるし遠距離攻撃してくるハルちゃんのおかげで、ほんとかなり追い詰めてたよなぁ】
【あれって、あの謎空間に飛び上がる前だったら仕留められた?】
【イモリの炭火焼きくらいにはできたかもしれんな!】
【草】
【とうとう上手に焼かれてて草】
【でも持続力の無いイスさんのせいで、ハルちゃんピンチ】
【おのれイスさん!】
【持続力ないと嫌われるぞイスさん!】
【あのときのハルちゃん、見てて痛々しかったな……】
【転がったりしながら逃げ回っててなぁ……】
【普通にダメージ受けてたしなぁ】
【あれ? でもハルちゃんがまともにダメージ受けてたのって、あれが初めてじゃね?】
【え? そんなはず ……え?】
【もしかして:ハルちゃん、隠蔽と長距離狙撃のハメ技でこれまで無敵だった】
【あー】
【るるちゃん助けたデビュー戦でも、お手製のロケット砲の調整ミスって吹っ飛んだだけって言ってたし】
【リリちゃん助けたときも、脱出の際にロケットで飛んで、魔力切れっぽかったし】
【で、ノーネームちゃん戦では、るるちゃんたちのおかげだけど直撃は受けてなかったよな】
【……マジだこれ!?】
【草】
【すごすぎて草】
【それのどれもが人間超えてるって言うね】
【まぁマジもんの天使だったわけだもんな】
【天使じゃないぞ、女神だぞ】
【どっちでも良い……ハルちゃんは尊いんだ……】
【分かる】
【でもさ これまでほぼノーダメだったハルちゃんだからこそ、あれは心に来た】
【分かる……】
【ハルちゃん自身は強がってたけど、攻撃受けるたびに「痛っ」って……】
【心臓が、ぎゅっとするよね……】
【泣きそうになった 泣いた】
【あのときはクラス中が泣きはらしてた】
【うちの会社どころかビル中でハルちゃんコールしてた】
【草】
【お前ら……】
【で、ハルちゃんも結構傷ついたところでトカゲが正体を現した】
【正体現したね】
【しょせんはトカゲだからな】
【あのトカゲ野郎!】
【で、ハルちゃんだけに分かる感じで語りかけました】
【違うぞ、ハルちゃんが何故か外国語どころか異世界語もマスターしてたんだ】
【正確にはトカゲ語な!】
【下等生物の鳴き声な!】
【草】
【途端にスケールちっちゃくなって草】
【で、トカゲは自分の子分とかアピールしてハルちゃんを脅迫】
【おのれトカゲ!】
【優しすぎるハルちゃんは、自分が連れ去られてお嫁ろろろろ】
【おろろろろろ】
【おろろろろろ】
【ああああああ!】
【子供せんおろろろろろろ】
【あああああああ】
【おろろろろろろ】
【やめてやめてあのときの配信観ながら吐いてたのろろろろろ】
【草】
【阿鼻叫喚過ぎない?】
【あんときみんなグロッキーだったんだ、しゃあない】
【あ、あのときうちのクラス、数人吐く→みんなもらいゲロで大惨事だったわ】
【あ、うちの営業所も】
【お客さん入って来たらうちがみんな吐いてたから、お客さんも一緒にもらいゲロしてたっけな】
【草】
【被害が拡散しすぎてて草】
【大丈夫、お客さんもハルちゃんの配信観たかったらしいから、みんなゲロまみれで観てたよ】
【違う、そうじゃない】
【ゲロで生まれる友情 あ、新しい取引先になったよ】
【草】
【仲良くて草】
【ハルちゃん、お嫁ろろろろろ】
【お前ら弱すぎない?】
【だって最推しのハルちゃんがぽっと出のイモリの骨にだもん】
【イモリ……骨、あるの……?】
【さぁ?】
【あるだろ あの魔王を名乗るイモリは骨のない奴だったけど】
【ああ、最後ハルちゃんにけちょんけちょんに言われてたもんな】
【草】
【とにかくハルちゃん、連れ去られるときにどっかの異空間的なところに居たね】
【あのカラフルな空間……なんだったんだろ】
【宇宙っぽく果ての無い空間だったけど、なんかカラフルだったな】
【魔力がぎっしり詰まってたらしいし、そのせいかもな】
【なぁにあれぇ……】
【で、お待たせ 俺たちの希望の星、ノーネームちゃんの登場だ】
【やだノーネームちゃん、イケメン】
【実際みんな泣きながら応援してたよな、ノーネームちゃん】
【ゲロまみれの教室で、みんな手を取り合って応援した思い出】
【草】
【絵面がひどすぎる】
【お前らもうゲロから離れろよ草】
【でもノーネームちゃん、実はまだまだ子供だった】
【ノーネームちゃんもお子ちゃま!】
【ハルちゃんとどっちが?】
【少なくとも今ならおっきくなってるハルちゃんおろろろろ】
【草】
【ハルちゃんが成長してもそうなるのかよ草】
【とにかくサイズ差で圧倒的に負けてたノーネームちゃん、最初以外はもはやリンチ受けてた】
【ノーネームちゃんがんばえー】
【けどそれ、実はハルちゃん待ってたっぽい】
【やだハルちゃんイケメン】
【推しの活躍待つあいだ、じっと敵の攻撃引き受けるとか……!】
【ノーネームちゃんしゅてきききききき】
【草】
【あれ、ノーネームちゃん起きてる?】
【画面が映ってるな】
【あ、子供が1人入って来たのね】
【それでか】
【見回りの子かな】
【あ、ハルちゃんの横にごろんって】
【こっち見てる】
【かわいい……】
【でも両手合わせてお祈りし始めた】
【だってハルちゃん、多分この子たちのあいだで女神とか天使扱いだもん、ガチの】
【この子たちの経緯がさっぱりだが……もしかするとハルちゃんが救ったのかもしれんな】
【あー】
【あの軍勢だったもんな……】
【それからはぐれたモンスターだけでも脅威だし】
【しかもさっき映ってたものとか、どう見ても低階層のドロップ品だし】
【初心者ダンジョンの中層以下までの実力のところにあんなのが来てたらなぁ……】
【しかしそんなところに舞い降りたハルちゃん】
【もはや崇められるのも当然だな!】
【ハルちゃん教……良いな……】
◆◆◆
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