第3話
俺は家でゆっくりしようと思ったが、
インターホンがなる。
やはり彼女・・・元カノだった。
ピンポーン
無視をする。
ピンポーン
無視をする。
ピンポーン
無視をする
ピンポーン
うるさい!!
「何」
俺はカメラ越しでる。
「ごめんなさい。優くん。」
「別に良いから、うるさいがインターホン鳴らすのやめて」
「辞めるから、開けて優くん」
「嫌だよ。今は顔を見たくない」
「お願い、私は優くんと別れたくないの」
「利用するためにでしょ」
「違う!!」
「でも、嘘こく認めたし」
「そうだけど、最初はそうだったけど、私は優くんのことが本当に好きになって、優くんのことしか考えられなくなって」
「でも、昨日自分で言ってたじゃん」
「あれは、照れ隠しで、本当はその逆なの、優くんになら好きなように利用されたいって思ってるくらい」
「なら、別れようよ。」
「それだけは嫌だ。」
「もう、切るね」
「待って、」
そしてカメラを切ったが、またインターホンを連打された。
「お願い、優くん、私優くん居ないと死んじゃうの」
「いや、そんなこと言われても」
「本当だよ。優くん居ないともう生きていけない、それくらい好きになったの私は」
俺は冗談だと思った。だが元カノはすぐに隠し持っていた。カッターを出して、
「私は死にます。ありがとう優くん」
「待って」
俺は思わず扉を開けて彼女のカッターを握った。
「離して、別れるんでしょ!私のことを見捨てるんでしょ」
「・・・っ」
「ほっといてよ。私はこのまま死ぬんだから!」
「待って、分かったから、付き合うから、取り消すから別れるの取り消すから」
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