学校

「おはよう、優くん」

「おはよう、春」

昨日は春が早く寝てくれたお陰で睡眠もしっかりと取れた。

「ねぇ、優くん」

「どうしたの？」

「私、あの時優くんに告白してよかったと思ってるよ」

「そうだなぁ、まぁ俺も最初の理由はどうあれ、春と付き合えて良かったよ。」

「ありがとう、優くん、だからねぇ、」

「？？」

「今日さ指輪買いに行こうよ」

「ゆ、指輪？？」

「そう、流石に本物は買えないけど、」

まさか、他の人に取られたくないからと、

本気を出して来た俺の彼女は凄いなぁ。

「いいけど、そこまでした所で、俺は別な人にはいかない思うぞ」

「・・・」

春が不貞腐れる。

「そこは行かないって言い切って」

「ご、ごめんたしかに、行かないよ。絶対に」

「うん、ありがとう」

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