「さっき、夏と一緒だったでしょ」

「そうだけど、どうしたの？」

「私以外と話さないで」

「えっ？？」

「いいから、私だけをみてよ！！」

「いやちょっと待ってよ。軽く話しただけだって、イチャつくのが目に余るから気をつけろって」

「それだけだった？」

「いや、あとは・・・」

「嘘つくの、優くん」

「えっ？」

「嘘だよね。あとは私が演技だって話をしてたでしょ」

「！！それは」

「確かに優くんは違うと否定してくれたけど、私に嘘はついて欲しくないなぁ。じゃないと私、自殺したくなっちゃうよ」

やばい、本格、独占メンヘンと化している。

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