7詩「花ねこちゃんと四季ねこくん」恋愛詩

花ねこちゃん、花から生まれた妖精さん。

頭の花を揺らしてちょこちょこ歩く、花が大好き。

かわいい子、前は人だったらしいよ。


大好きだった人に会いたいなあ。

会えるといいね。花ねこちゃん。


花ねこちゃん、花から生まれた妖精さん。

花ねこは、お友達の四季ねこくんが大好き。

そんな四季ねこくんも、花ねこちゃんのことが気になるみたい。


ふたりで花畑に行くのが大好き。

花ねこちゃんと四季ねこくん、ふたりは仲良し。


秋の季節だね。秋の草花、お団子、月見もいいね。

ふたりで月を見て四季ねこくんは……


――ぼくも前は人だったんだ――


四季ねこくんも人だったんだね。

前のふたりは好き同士だった。


思い出したふたりは満月の夜にだけ

人に戻れるようになったんだよ。


🌛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・🌛

この詩が原作の夏バージョン小説版「運命のふたり~夏の月に見守られて~」も

よろしくお願いいたします。

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