第20話 子供達
【体育館】に侵入したソレは、入口付近にいた成人男性の心臓をひと突きする。
男性は膝から落ち、倒れるがその後、影に飲まれるように消えていく。
化け物は止まらない、次々と近くに倒れて逃げれない人を襲う。
手先の鎌のような物で、切り裂かれる女性。悲鳴が聞こえる。
次に腰を抜かした老人が襲われ、頭が落ちると同時に消える頭と体。残るのは大量の血。
【体育館】はいまこの世とは思えない悲惨な現場になっている。
「みんな、上に来い!そいつは動きが鈍ようだ!」
「
しかし、倒れずに上にのぼる階段へと走る
「大丈夫か、
「僕は大丈夫です、ですがあの化け物が校舎にも2体侵入したみたいです」
「なんだって今さっき
一方、
校舎2階【職員室】へ入り、防犯用のさすまたを手に取ると
泣き叫ぶ子供をなだめる
「来るならこいや。俺が倒す」
「
「怖いけど、なんか知らないけど体熱くて、今ならだれにでも勝てる気がする」
「
【体育館】にいた化け物Aより大きいく色が紫い色の個体で形は一緒だった。
化け物Bは
その時、遠くから
「うぉおおおおおおおお」
化け物Bの腹にさすまたがハマり、そのまま壁に押し付ける。
「いまのうちだ、教室から出ろ!大丈夫か君たち」
化け物がいる壁とは反対方向にある扉から脱出する子供達。
そのまま下に降りる階段へ向かうが、、、
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