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■話し貝

「はなしがい」と読むアンモナイト型の通信端末。相手をイメージしながらアンモナイト部分を押す事で話しができる。複数人と同時に会話する事も可能。通信範囲は貝の大きさによって変わる。腕時計型の様な小型の物だと約50km圏内、大型の物だと離れた街の相手と話をする事が出来る。

■光のゲート

和司（かずし）と弘也（ひろや）が乗っていたエレベーターのドアが開いた際に出現したゲート。このゲートに飛び込んだ為に現実世界から異世界に来る事になった。出現条件、原理等は不明。転移する際に何かしらのオプションが付く。後に西室や笠原もゲートを通じて異世界へ転移してしまう。

■人族

いわゆる人間の事。この世界では人間とはエルフやドワーフといった亜人族まで含む。その為、人間は便宜上、人族としてジャンル分けされている。

■フォンデミリア王国

アカッシスの街等が属する王国。ロウチェスター王家が代々統括している。首都は王都・ナミリス。面積約245,000㎢。人口約6,600万5,000人。

■法政院

法の執行機関。検察から拘置所・裁判所までをまとめた様な組織。役人・衛兵・捜査官の3つで構成されており、検察や裁判に従事する役人、犯人の移送や拘置所での警備に当たる衛兵と呼ばれる兵士、重大な犯罪・事件等を処理する捜査官が存在する。主に組織的集団を専門とする為。逆をいえば重大な事件や組織的犯罪しか扱わない為、個人の殺害は関与しない。