異世界刑事・用語辞典

あ行

■アカッシス

物語の舞台となる都市。面積約95.88km²、人口約4万人。3千年程前にガンドロワという大魔道士がアカシックレコードを発見した地で、それを防衛する為に巨大魔法都市として造られた。独立都市として栄えたが50年前の魔族との戦争の最大の激戦区となり都市は壊滅。戦後、新しい街を再建する際に現在の小規模な街に改められた。その際フォンデミリア王国に編入。戦争の教訓から街を大きな外壁で囲む事になり、東西の大門からのみ出入りできる。魔法都市の名残で人口の6割を魔法使いが占める。現実世界とは違うエーテルの流れを利用した風水を利用した都市造りをされていて、毎年吉凶の流れが変わる街の12の方位を聖騎士（パラディン）が守護している。ファロス商業地区には総合病院や銀行といった近代的な施設もある。山岳地帯から海岸地帯までを有する自然豊かな街。

■エプチロピン

この世界で流行っている薬物。オレンジ色の液体をしている。身体の表面に塗る事で効果を発揮する。その為輸送中にこっそり使われる事もしばしば。原料には薬草の他に生きた人間の骨髄液を使われている為、特に倫理的にも人道的な観点からも禁忌（タブー）とされている。