第146話 さぁ、報酬の時間です。
【カクヨムコン9】参加中です。皆さんよかったら応援お願いします。
今日も閲覧ありがとうございます。少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです
いいねや☆レビュー、フォローなどとても励みになっています。
疲れました・・・・
【5/19】バリアリングを名称変更、効果を変更しました。
─────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────
■ダンジョアタックミッション CLEAR!!
■クリア報酬:ランダムアイテム
ボスエネミーの討伐おめでとうございます。
ミッションをクリアしたパーティにはランダムでアイテムを配布させて頂きます。
ダンジョンはこの時点で解放されますので、好きなタイミングで脱出してください。
次回もますます楽しんでいただけるよう、様々なミッションを用意しております。
それでは、クリア改めておめでとうございました!!
■報酬
1人目:【SS以上確定LR30%ガチャチケット1枚】
2人目:【10連チケット1枚】
3人目:【10連チケット1枚】
4人目:【10連チケット1枚】
5人目:【SS以上確定LR30%ガチャチケット1枚】
6人目:【SSランク相当武具5個】
─────────────────────────────────────
スマートフォンからミッションクリアのリザルト表記がされていた。
そこには精魂尽き果て座っているバンカーと集まってきた新島達の姿がある。
バンカーの必殺の一撃は見事命中し、ボスエネミーを確殺どころかオーバーキルする勢いで粉砕した。あれはたとえドラゴンでも耐えきれるものではないだろう。一切逃がさない様に動きを捉えて張り付いた上でのパイルバンカーの乱射など堪え切れる相手を探す方が難しい。
とはいえそれだけの一撃を放てば気力も体力も尽きる。進化によって大幅な威力上昇した一撃は所持者である彼にとっても予想外であり、反動が強かった。
ボスエネミーは何も言う間も無く一瞬で即死し、何もなかったかのように消滅していた。首を食い千切られて捨てられたもう片方のモンスターもその姿は消えている。
「予想通り、いや予想以上だったなぁ・・・」
ソウルギアを進化させたレヴォリューションが冷や汗を流すほどにはあの一撃は脅威そのものだった。
彼の祖母ですら直撃は耐えきれないだろう。元々力量差が激しく、攻撃が当たる筈がないので意味のない考えだが。
「恰好良かったぜバンカー! 流石、やるじゃねぇか!」
「は、はは・・・有難う御座います」
座り込んでいるバンカーの背中をバンバンと叩いて褒めたたえる佐伯。
ソウルギアを纏っているのもあるが、普通に痛かった。
「はぁ・・・生きた心地がしなかったぜ。お前等報酬見たか?」
山田がハルペーを解除しながら少し憂鬱な表情で言う。
その顔色からして目的の物は出てこなかったのだろうと佐伯達は感じていた。直ぐにアプリを開くと確かに微妙と言えば微妙な報酬が振り分けられていた。
レヴォリューションと山田に新島が10連チケット
佐伯とバンカーがSS以上確定LR30%ガチャチケット
アクセルがSSランク相当武具5個と蘇生薬を見事に外してしまっている。
蘇生薬を狙っていたアクセルとしては何とも言えない結果だろう。
「あんな死闘やらせておいてこれはしけてるよなぁ・・・いや、俺はほとんど何もしてないんだが」
「ま、運が良ければって事だからな、最低でも10連チケットはもらえたし、俺はこれでいいさ」
レジェンドスキルチケットを狙っていたレヴォリューションだが、当たらないものは仕方ない、手に入れたのが佐伯とバンカーならば貢献度的に貰うのは当然だろうと納得していた。
それに慌てたのはバンカー本人だ。最後の止めを任されたとはいえ、最初から最後まで頑張って貢献していたのはレヴォリューションなのだからと交換を申し出たのだが、すげなく断られてしまう。
「こういうのはいつか出るもんさ。外れたって事は時期じゃなかったって事だよ」
「達観した考え方だな。本当に中学生なのか?」
新島がレヴォリューションに言う。中学生・・・彼にしてみれば子供も子供だ。多感な時期の子供とは思えない老成した考え方に実は年齢詐称でもしてるんじゃないかと疑ってしまう。
「どうだろうなぁ、まぁ・・・俺はこういう感じさ」
「蘇生薬は出なかったか。武器はどうするかだな」
求めていた蘇生薬を外したとはいえ、アクセルが手に入れた報酬はこの中では一番高価なアイテムばかりだ。
どれもショップで購入すれば最低でも1万ポイントは必要になるものばかりである。そしてその中でも特別にヤバイ装備が一つあった。
──────────────────────────────────────
【アルティメットレジスト:Lv4】 値段:非売品 レア:LR
効果:防具のレベルに応じたプレイヤー、モンスターからのダメージをレベルに
応じて軽減しカットする。この時、相手の状態異常もレベルに応じてカットする。
Lv1:レベル1までの相手の攻撃を99%カット 状態異常無効
Lv2:レベル2までの相手の攻撃を99%カット 状態異常無効
Lv3:レベル3までの相手の攻撃を99%カット 状態異常無効
Lv4:レベル4までの相手の攻撃を90%カット 状態異常無効
Lv5:レベル5までの相手の攻撃を20%カット 状態異常耐性
──────────────────────────────────────
「さらっと蘇生薬以上のやばいものだしてるんじゃねぇか!?」
「こ、これは・・・俺が手に入れていいのか?」
流石のアクセルもとんでもないアイテムが出た事で慌てている。
これに似た装備を流川とジェミニが身に着けているが、そちらは【バリアリングLv2】とかなり効果が低いものだ。それでも値段は数万位かかるが。
そんな強力な装備の上位版を手に入れてしまう。これらは個人個人での取引以外では売却も出来ない以上、自分で使うか誰かに譲るしかない。これほどの装備があれば自分が装備すれば雑魚には無双できるだろうし、新島や御堂のソウルギア達に渡せばこれからの安定性が大きく上昇するだろう。
他の4種もこれほどのインチキアイテムではないが、御堂が宝箱から手に入れた雷帝剣以上の武具ばかりだった。
「流石に俺が全部貰う訳にもな・・・佐伯、山田、バンカー、レヴォリューション。この中でほしいものはあるか?」
「あ、僕はレジェンドスキルチケットがありますし、メイン武器がソウルギアなので遠慮しておきます」
「防具があれば俺も頼んだんですけど、てかリングやべぇ・・・」
バンカーは辞退し、山田は武器しか残っていないので遠慮する。
佐伯に聞いてみるが男はステゴロと武器持ちと真っ向から喧嘩を売る様なセリフと友に辞退した。
新島は武器があっても仕方ないのでそもそも選択肢に入っていない。
となれば残りはレヴォリューションとなる。
「そうだな。じゃあこの武器貰っていいか?」
レヴォリューションが選んだのは4本の武器の一つで小さな剣だった。
──────────────────────────────────────
【テンペストセイバー】値段:20万ポイント
【速度:+10】
【攻撃時任意で風属性付与】
【速剣術】【双剣術】の消費生命力を30%軽減。
【暴風の刃】魔力を消費する事で魔力で剣を形成する。
この武器を用いる事で【双剣術】を使用可能。
──────────────────────────────────────
「俺の切り札よりも強い武器だったんでな、こいつを貰っていいかい?」
「あぁ、勿論だ。お前はもらう権利があるからな」
アクセルから剣を譲り受けると、軽く振る。
とても重い小剣なのだが、風の魔法が宿っているお陰か常時風を纏う事でその重さを限りなく軽減している。まるで発泡スチロールを持っているような謎の感覚の重さしか感じない。
握っているだけで普段以上の速度も出せるようなっているし、その気になればこの1本だけで二刀流すら可能になる。レジェンドスキルチケットが当たらなかったのは彼としても残念だが、この1本で十分おつりがくる。
数回振って満足すると、持っていたマジックバッグに剣を収納した。
「さて・・・ケーキ屋の兄さん達も心配だしそろそろ戻るかい?」
「そうだったな。ここに来ていない以上まだダンジョンに居るか、それとも撤退しか・・・急いで戻って連絡を取るぞ」
漸く気分も落ち着いてきたのか、御堂達の事を思い出すアクセル達。
ここで話し合っていても仕方ないと言う事で、彼等は漸く危険なダンジョンを後にするのだった。
―146話了
──────────────────────────────────────
ディザスター、報酬の管理ガバガバ説。
下手すると蘇生薬よりやばいアイテムを手に入れました。
主人公、がんばれ主人公。 貴方の役目はケーキ作成回でばっちりありますよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます