第19話 追体験・異端の救済者前編
それから二ヶ月が経ち今は魔法弾の詠唱を練習している。
「
詠唱し終えると一枚の札状の紙が紫色の球状に変化して撃ち出すと遅いが真っ直ぐ進み的に当たり出すと小規模な爆破をして消滅する。
「お兄ちゃん」
「月如何した? 何か用事があるのか?」
「アグニスさんが講堂に集合しろって言ったよ」
「そうか分かった」
俺は練習用の供物をカバンの中に入れて行動に向かって走り何とか間に合って椅子に座っているとアグニスさんが講堂に入ると他の人が入り他の人がいないと確認し終えると入った人を説明する。
「入ってきた人は実際に
説明を聞くと三つの勢力にそれぞれ二つの
[
少し説明が終わると
「明日お前らこの山を下りて十六歳になるまで育成所で魔法使いの資格を取りに行くぞ」
「「『『ハイ!?』』」」
突然な事に一斉に驚いてしまうが少し考えると落ち着てきている限りなれたなと思いそれぞれ自首する事になるが自部屋に戻るとリブロムが少し驚き出す。
「びっくりさせんな、それで追体験するのか?」
そうだと言ってリブロムを開いてマーリンの章を追体験しようとするが電流が流れ出して思わず離してしまい床に落としてしまうとリブロムが起き出して怒り出す。
「いきなり離すなよ! どうせマーリンの章を読もうとしたけど電流が流れ出して離してしまったからだろ」
「全部当たっているけど如何して何だ?」
理由を聞いてみると三つの勢力のうち最初の章を読み終えなければ読む事が出来ないと知ればサンクチュアリの異端の救済者を読みだすとリブロムが詠唱する。
「
詠唱し終わると辺りが光り出してくる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます