音楽を聴きたくなる話。

リド。

第1曲 世界の終わり

グループ名の方じゃありません。

僕は通称「セカオワ」はあまり好きじゃないのです。(ファンの皆様ごめんなさい。)


第1曲は僕が世界一好きな曲を持ってきました。


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「世界の終わり」(せかいのおわり)は、日本のロックバンド、thee michelle gun elephantの1枚目のシングル。1996年2月1日、日本コロムビアより発売。


THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)は、日本の4人組ロックバンドである。主な略称は、ミッシェル、TMGE。1996年にデビュー、2003年に解散。

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Wikipediaより引用。


僕が敬愛するTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの記念すべきメジャーデビューシングルなのですが、解散までのメンバーで初めて出したCDでもあります。

(インディーズ時代のギタリストはアベフトシではなく、シガケイイチでした。)


初めて聴いたのは小学生か中一くらいの頃でした。

当時、シド・ヴィシャスが大好きなパンクっ子で洋楽至上主義だった僕。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTに出会ってなかったら邦楽は聴いていなかったかも、と未だに思います。


イントロの幽玄なギターバッキングから、うねり回るベース。聴いた瞬間一撃死しました。歌詞の世界観とかは当時は分からなかったのですが、大人になって聴いてみると、歌詞の世界観が映画のワンシーンのように感じるんですよね。


当時、voチバユウスケが作詞についてインタビューで答えていたのですが、映画からインスピレーションを受ける事が多いと言ってました。ひょっとしたら、何かの映画を見て得たインスピレーションから作られた曲なのかもしれません。

今聴いても「古くない」。いつでも僕の心を抉る一曲です。


残念ながら、ギタリストのアベフトシが解散後の2009年7月22日未明、急性硬膜外血腫のため死去。満42歳没。

二度と聴く事が出来なくなりました。

解散後、ボーカルのチバユウスケとドラムのクハラカズユキ、この2人は現在、The Birthdayで活動しております。今年の4月にチバユウスケが食道癌で休養に入り復帰が気になるところですが---。


ベースのウエノコウジはELLEGARDEN/MONOEYESのボーカル細美武士と一緒にthe HIATUSで活動しております。


著作権の兼ね合いがあるので、歌詞の一部や映像をここで紹介することは出来ませんが、MVも独特な雰囲気でカッコイイです。

(是非YouTubeで検索してください。)


ちなみに、漫画家の田島昭宇先生もかなり好きらしく、「多重人格探偵サイコ」の雨宮はモロに見た目チバユウスケです。

また、サブタイトルにTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの楽曲名を入れたり、扉絵にアルバムのアートワークをオマージュして使用していたり。かなりミッシェルフリークだと思われます。


ちなみに、YouTubeでご覧の際はラストライブの「世界の終わり」を聴いて欲しいですね。

通常のアルバムに収録されてない、ライブ独自の超長いアウトロなんですが、ギターのアベフトシが鬼です。激しいカッティングで1弦が切れてしまい、かつその状態のままでアドリブリフ奏法。カッコよすぎてチビります。

あれほどのギタリストはもう出てこないだろうな。

布袋寅泰、松本孝弘と有名なギタリストはいますが、アベフトシの方が神だと思ってます。

ほぼアン直フルテン※で音を作ることが多かったらしいのですが、正直無理です。

音にこだわるというより、ギターを弾くということにこだわった最高のギタリストだったと思っております。


(※アン直 エフェクターをかまさず、ギター⇒アンプに直接繋ぐこと。

フルテン アンプ側のスイッチ類を全開にすること。

⇒ギター本体のコントロールスイッチ類で調整する超難易度高いやり方。ってか無理。)


今思えば、表立って活動していたのはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTに在籍していた30歳~39歳までなんだなぁ。

(それ以降も参加したバンドはありますが、サポート的な立ち位置だったし、地元広島で塗装屋してたらしい。)


3年後に亡くなるなんて。

亡くなった後、1年くらい、僕も立ち直れ無かったですもの。


ちなみに、彼等の有名なエピソードとしては、Mステtattoo逃亡事件でしょう。

もはや、伝説として語られております。










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