ひとりでいかないで
「爺ちゃん!」
俺は爺ちゃんを探す為、不安に駆られながら夜を彷徨った。爺ちゃん、一体何処に……。ふと、腕を掴まれる。振り返ると、爺ちゃんが優しい顔をして立っていた。目を見開いていると、爺ちゃんは穏やかに言った。
「ごめんね、いこうか」
俺は泣きながら、爺ちゃんと一緒に成仏した。
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