037 侵略的聖女召喚

「ここは…、どこ?」

カーテンの隙間から西日が差し込む小部屋。

「やった!成功だ!」

同じ服装の人たちが歓喜の声を上げている。

「呼びかけにお応えいただきありがとうございます、聖女様」

「お願い、元の世界に戻して!私が居ないとあの世界は…」

「滅ぶのですよね?ですからお喚びしたんです」

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