木村カエラさんの『Butterfly』
数々の逆風をこえて、ふたりは結ばれる。
青い空を翔ぶ蝶。運命の心休まる花。
ただし、蝶も風にはまけ、花も季節という時とともに、枯れる。
「これが昔のお父さんと、お母さん?」
「そうだよ」、「まだ若かったわ」
子どもが口ずさむ。そしてそれは時のアルバムのなかで、色褪せていく。
「忘れたくなくても」
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