パラレルワールドからは逃げられない。SOSは無意味だ。

アリナはディビーを抱きしめた。

「勝手だよ、私をおいて死んじゃうなんて·····勝手だよ·····」

ディビーはアリナに優しく微笑みかけた。「俺が死んだあとに、長い輪廻の先またお前と会う。その時はお互いに、生まれ変わって違う姿だ。そして、そこでも惹かれ合う······これは俺の第六感がいうんだ。間違いないだろう?」


空間が歪んでいる。とんびとアキナは知らないが······。


案外あなたがいるその世界は異次元かもしれない。


「あ、これ大声ではいえませんが、パラレルワールドの存在は否定できません。理由、だって次の瞬間がパラレルワールドであり、その刹那に80億人の80億通りの異世界ができるからです。」


僕、そんなメトロノームの神に顔覚えられていないかな。気をつけなくちゃ(汗)

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