第3話 若返ったおじいさん

 サンタさんはチョメ郎に

「メリー クリスマース!」プレゼントを渡しながら叫んだ。


 おじいさんはプレゼントを受け取り「こんなもんはいらん! 帰ってくれ!!」


 プレゼントを地面に叩きつけた!


 キュルキュルキュルル〜ン


 プレゼントから光がほとばしり

 おじいさんを包み込み

 おじいさんは5さいぐらいまで若返った!


「チョメ郎! メリークリスマース!」


「うわあ! なんだこりゃ! ワシ、若返った!?」


 おじいさんは自分が若返ったことで驚き、サンタクロースが本物であるとわかった!


 チョメ郎は絶世の美少年に戻りサンタクロースをチラチラ見た。


「チョメ郎! どうだ? 本物のサンタだよ!」


「……本当にサンタさんなんじゃな。疑ってすまんかった。ゆるしとくれ……本当に温泉に行くのか?」


「モチのロンだよ! チョメ郎よ!」


「そうか。婆さんの仏壇を拝んでくるから待っててくれ」


 チョメ郎は店の奥に消えて行きました。


 ガララッ


 ガラス戸が開き警察が店の中に入ってきてサンタさんに「店の外のトナカイはアンタのものだな?」とたずねました。


 つづく!

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