今朝の７時にワードでの校正が終わり、全エピソード全て公開しました。

この作品は大学を３年で中退して３年後（２４歳の時だったかな）書いた僕の処女作にして、デビュー作でもあります。

双葉社のお問い合わせ欄のメールアドレスに原稿を添付して強引に送りつけたやつで、でも一発採用。「パチンコ攻略マガジン」で連載がはじまった、僕にとってはもっとも思い入れのある作品です。

最初はそうでもなかったのですが、「鷹」というエピソード辺りから反響は凄まじいものになりファンメールが山ほど届いたものです。

原文は失われています。というのも連載が終わると単行本化してくれるという約束で書いていたのですが（毎号毎号規格に沿って何文字から何文字までと厳しい文字数制限があったためそのつど推敲しなおし編集部「プラントピア」に送らなければならなかったからです）いざ連載がおわると単行本化の話はなしとなり（無名の新人は単行本化できない規定があったらしいんです）担当編集者、Kさんとメールで相当言い合った覚えがあります。で怒りで原稿データを削除したんです。

なにせ世はパチンコバブルの最盛期、パチプロが本を出すと１０万部は確実に売れるという時代だったので、印税収入１０００万円が目の前から消えてなくなったわけですよ。そりゃごねますよ笑

原文は７万文字の長編小説でしたが、今日アップしたのは無駄なエピソードをすべて削り取り、思い切り推敲して３２４００文字にしたこの小説の真髄だけを抜き取った仕上がりにしています。

あれから２０数年、頭の中にはまだ原稿はありありと残っているのでリライトをした次第。続編の「生きるということ」とセットでまたBCCKSで売ります。すべてはゼニのためじゃ笑

ま、それは冗談として僕の原点の小説を読んでくれたら嬉しく思います。

投資の方はしばらくインドにおまかせ！　きょうも調子よく4円上げてくれました笑