Ep14 海底

嘗て既存の世界秩序を破壊へともたらされたバトルメカは水中でも問題は無かった。


流石に溶岩の中や地底、深海は無理が有るが、


今回の目的は集落から数kmの川に沿って有った海。


ここの調査だ、


何が在って何が居るのかを調べる必要が合った。


「…魚雷鮫に機雷イカと機雷蛸とやっぱり武器を生やしてるか」


海中に漂うリクシオンのコックピットのモニター越しにクロスはそう呟いた。


一体どの様にそう名付けたかと言うと、鮫は獲物を始末する際に口から魚雷を発射した為だ。機雷イカと機雷蛸も同様の理由だ。しかも恐ろしい事にいつの間にか自動装填されてるのだ、


「…?」


モニター越し海面を背にエイを見た、


鰭を動かして泳ぐ姿は完全にエイと認識した。


が尻尾が何か可笑しい、具体的にはしなる尻尾が途中からしならない。何処か曲湾してるのだ、


エイが群れからはぐれた魚1匹を尻尾で叩き…切った。曲湾した尻尾の一分は刃物のなのだ。


「あっちは刀エイであっちは」


もう1匹のエイは真っ直ぐに成ってる尻尾で獲物の魚を刺した。


「…レイピアエイか」


この星の生物は広い意味で危険極まり無い。


一方海岸


白い砂浜で女子数名は水着に着替えてはしゃいでいた、


一応は武器を生やした動物はいない為範囲は限られたが、それでも十分だ。


武器を素早く取り出せる為腕や脚が太く成って恥ずかしく成ったが大半がそうなので問題は無かった、


倉庫街の中に入った物の中に日焼け止めクリームが有ったのが以外だった、ビーチバレーをしたり海面で漂ったり等をしていたら。


沖に数kmに巨大な水柱が吹き出た、


海底に遭遇した大砲鯨の砲撃をイクシオンで迎撃したら誘爆を起こしたのだ。


間もなくして海水の雨が砂浜に降り注いだのだ。


降り注いだ後は虹が微かに見えた。


後日。


機雷蛸と機雷イカを幾つか捕れたとの事。他にも見つかった模様でどう捕るかは色々考えてを巡らせたとの事、


Ep14 end

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