ヨッシーのクッキー(任天堂・1992年)
プレイ時期:1994年ごろ
ソフト入手:大手スーパーで買ってもらう
クリア状況:ラウンド11以上は行ったはず
おすすめ度:★★★
*
個人的に印象に残っているのは、大手スーパー(当時はそう呼ばなかったが「ショッピングモール」と言ったほうが正しいかも)のおもちゃ売り場のワゴンの中で、980円くらいで売っていたことである。当時、ゲームソフトが新品1000円以下で売っていたのは非常に珍しかったのでよく覚えている。同時に「ワゴンセール」という概念を知った瞬間でもあったかも知れない。
このゲーム自体は、テレビ番組「スーパーマリオクラブ」の対戦コーナーで使われていたので馴染みがあったのだが、最初はルールがよくわからなかった。実際に触ってみたら一目瞭然で、要は「ホールドしたマスを中心に上下または左右にスライドさせる」というものである。縦か横1列に並べたクッキーは消え、1人用モードは全消しでクリア。2人用モードは常に5×5マスのクッキーが存在し、消しまくって規定のポイントを稼いだほうの勝ち、または一定時間クッキーを消さずに時間切れとなったほうが負けとなる。
タイトルでもある「ヨッシーのクッキー」がキーアイテム。1人用ではワイルドカードとなってあらゆるクッキーの代わりになり、2人用では画面上部に表示された特殊効果が発動する。タイミングによっては自分に不利な効果が発動してしまうので注意が必要だが、待っている間に相手にポイントを稼がれたら本末転倒となる。
理想的なパターンは「SLAVE」で相手を操った上で相手側のヨッシーのクッキーを消し、自分に対するプラスか相手に対するマイナスを引かせて自爆させるパターンだが、そうそう上手くは決まらない。
コンセプトやタイトルが似ている『ヨッシーのたまご』よりも私は圧倒的にこちらが好きだったが、周囲における人気はいまいちだった気がする。特に年下の相手と遊ぶと、対戦モードの英語表示がよくわからないというのが不評だったような記憶がある。BLIND(目隠し)・PANIC(シャッフル)・SLAVE(操り)の3つしかないというのに。なお頭文字を繋げると開発元の「BPS」になる言葉遊びということには後から気づいた。
ファミコン版にはコンピュータ相手の対戦モードはなく、あまりプレイする機会がなかったのが残念。スーファミ版にはあるようだが、こちらはゲーム自体を未プレイのままである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます