好きな子に告白しようとしたが勢い余ってプロポーズしてしまった〜その返事がまさかのOK?!〜

@syobosuke

プロローグ

起きて空くん!早く準備しないと学校遅刻しちゃうよ?」


僕の名前は天心空(てんしん そら)、十八歳。高校三年生だ。


突然だけど僕には最愛の妻がいる。


「真奈も一緒に寝よ、あと五分だけ~むにゃむにゃ」


「あっ!寝ちゃダメだってば~もう」


彼女の名前は天心真奈(てんしん まな)。十七歳で僕と同じクラスだ。


ちなみに僕と結婚する前は若井という苗字だった。


今君たちが思っていることを当ててみよう。


(えっ?何で高校生で結婚しているの?)


当たったかな?まあ答えは簡単、僕がプロポーズしたんだ。僕と真奈は高校に入って三年間同じクラスだった。


僕は一年生の時から彼女のことがずっと好きで、でも勇気がなくて告白出来なかったんだ。


そんなある日、妙な噂が耳に入ってきた。


学年で一番のイケメンと噂されている石井蒼汰いしい そうたが彼女のことを狙っていると。


そこで僕は決意した。玉砕してもいいから二年間溜め続けた想いをぶつけようって。


でも、いざ告白しようとしたときに僕の頭の中は緊張で真っ白。


それで勢い余ってプロポーズしちゃったってわけ。


あのときの焦りは尋常じゃなかったよ。


さて、僕の話はこれくらいにしておくよ。


あとは君たちが直接見て楽しんでくれ。


それじゃあ僕は真奈とイチャイチャしてくるから。


またね。

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