部活
くろねこ丸
第一章 一年編
第1話 入学そして対面式へ〜前編〜
2020年春、私は中学生になった。私の中学校では近くの小学校の生徒と一緒に勉強する学校だった。私のクラスでの席は違う学校の人たちが周りにたくさんいた。
そんなクラスで過ごし半月が経った頃、部活や生徒会活動などについて説明する『対面式』が行われた。この学校は運動部が文化部よりもはるかに多い。運動が出来ない私は、文化部に入ることを入学前から決意していた。だが、この学校には一つ難点がある。それは、文化部が芸術創作部(以下芸創)と吹奏楽部(以下吹部)の二つしかないことだ。それに加え、私は画力が皆無だ。絶対、芸創に入ることは出来ない。絶対いじめめられるに決まってる。そんな思いを胸に私は対面式の会場である学校の体育館に歩いて行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます