第9話 警察貴族アーグスザマァ

 なんか公園探してたら高級テナントが並ぶ通りにはいっちまってて、そこの向こうのビルの入り口テナント、高級ブティックから妙なヤツが出て来やがったっつー。


 ビルの中にきれいなテナントが入ってて、いかにもリッチ御用達のお店って感じだっつー。なんつーか、殺伐とするよな? 次世代に負債を残す現状の中で、リッチは金使って遊びまわってるっつー。


 この世界もやっぱ不況みたいだっつー。


 その不況を無視して遊びまわってるのがさらに権威持った警察官でしかも貴族だっつー?


 目の前から出てきたヤツ警察帽をかぶった貴族風の恰好をしたムキムキの金髪だぜ?


 そいつに、妙な経緯で俺絡まれたっつー。


 おいおい。警察帽子に貴族服ってどんなコスプレだっつー。この世界わけわからん。


 なんか悪そうなヤツで関わりたくないなって思ったら、


 そこで、俺、思い切りコケて、地面に足とられたっつー。


 コケっ。


 ってヤバと思って起き上がろうとしたけど、足がふらふら。なんか、腹減って一瞬立てなくなった。


 目線あわせないようにそのまま逃げればいいのに、ちょっと警察帽貴族の方振り返って見ちまったっつー。


 で、ソイツ明らかにヤバいヤツだと思ったぜ。警察の癖に女いっぱい侍らせてるぜ。その上、一人のおっぱい明らかに揉んでる。街中でだっつー。


 ハーレムかよっ!


 けっ、


 ちょっとムカついてたら、そいつがちょっと遠くから俺を見て、立ち止まって鼻を鳴らしてこっちを観て大声で吐き捨てるように言ったっつー。


「おいおい! 黒髪の乞食のガキが。行き倒れて街に助けを求めに来たか?

 街に顔を出すんじゃない。警察貴族である本官に逮捕されたいか。この乞食め」


 なんだよっ。ヤバ。絡まれた。けど、いきなり横暴だぜ! 俺は思わす叫んでいた。


 なめんなっ!


「お、お、お、おいっ! あ、あ、あ、あ、あんた警察ってっても、い、いきなり逮捕とかどんな野蛮人だっ。そ、そりゃ人間的にまじーだろうがっ。お、横暴だー。ふ、ふ、ふざけ、gbふじk」


 ありゃ?


 なんだ? 俺、なんでまともに話せない。


 前世のトラウマか? 記憶が消えててわかんねえけど、とにかく声がドモっちまった。畜生。俺コミュ障かよっつー。


 その上さらに筋肉デブに大声でキレられた。


「なんだぁ。貴様まともな口も聞けん癖に、黙れ! クズニホンジン! 本官に逆らうな!これから一言でもしゃべったら、お前を嬲り殺しにしてやる! ここでは本官が法律だ!」


 ムカッ。なんだそりゃ。自分が法律ってどこの世界の人間だっつー。警察上層部のなんたる横暴だっつー?


 ムカついたので、俺はさらにキレた。俺は権力に屈しねえジャン。


「ふ、ふふ、ふざけんなっ! お、横暴貴族! お、おお、俺が権力に屈すると思うか! こ、このバカ!」


「なんだと。このコゾウ! 貴様、乞食のガキの癖に本官に逆らうのかっ」


 くっ。ドモりが取れねえ。なんつーか、体が意味もなくぶるぶる震えるぜ。それにしてもムカつく。ムカムカムカ。


 なんか今、腹減って俺キレやすくなってるぜ。あー、うるせえや! やるっつったらやってやんぜ! コミュ障がどうしたい。俺はケンカで負けたことがないぜっ。


 臨戦態勢の俺。警察貴族の周りを囲っていた女たちが警察貴族をなだめた。


「まあまあ、乞食なんてどうせすぐ死ぬと思いますぅ。

 アーグス様が逮捕する必要ありませんわ」


「そうそう。黒髪のニホンジンなんて相手にする必要ありませんわ。アーグスさま」


「倒れてみっともない。やっぱりニホンジンだわ。日本人のガキは死んだほうがいいわ」


 なんかムカつく女どもだ! まとめてぶっとばしたいぜ。俺は権力にコビコビな女を女として認めねえぜ。最低だっつー。それにしても、ガキ?


 なに?


 ガキ?


 気になって水溜まりを観ると、


 黒髪の日本人風の8歳くらいのガキが水溜まりの中に映ってる。ボロボロで痩せてるけど、小学生くらいに見える。


 記憶にはないけど、小学校の頃の俺だとわかった。


 うおっ! 自分が小さくなってる小さくなってると思ったけど、気づかなかったっつー。これが俺か?


 これじゃ警察貴族のヤツをぶっとばせないジャン! ちょっとキョドっちまった。


 マジか?


 それにしてもアーグスを囲んで、キャラキャラしてる女どもがムカつく。意味わかんねえぞ。


 女たちが言った。


「アーグスさま。退屈ですわ。ガキなど無視して他の店行きましょうよ」


「そうです。アーグスさまの貴重な時間を乞食なんかに使う必要ありませんわ」


 ああ。女たちは俺を無視してくる。なんかすげえ癪に触る女どもだ。あきらかに俺を見下して汚いものを見る目してやがる。


 自分たちはバカな筋肉デブに媚びてるだけの女の癖に、なんで偉そうにできる?

馬鹿にされてムカついたけど、ほっとして助かったと一瞬思った自分がちょっといて悔しい。


 ただ、一瞬、やられそうなピンチを脱したかもとチラっと思っちまったっつー。


 くそっ、カッコわるいぜ。ただ、やっぱ! ムカつく! コミュ障だから言葉もなんかどもるし、


 俺が色々考えてたら、アーグスのヤツふざけたことしやがった。

俺を軽く無視して、女の一人の胸を揉みながら、女たちに得意げな顔でニヤついて、気持ち悪くスケベそうな顔で女の一人のアゴをひいたっつー。


「おお。その通りだな。本官が大人気なかった。お前たちも悪かったな。休日のお前たちとの憩いの時間を乞食との関わりで潰すなど、賢い本官としたことが愚かなことをやった。後で全員ベッドでいっぱい可愛がってやるからな。どれ、キスをしてやろう。機嫌を直せ」


 ちゅっ


「あっ………アーグスさまぁ。素敵ぃ」


 あっ! このアゴ太もみあげ筋肉デブ! 女の一人にキスをしやがった! ムカムカムカ。ブッチ切れだっつー。


「台無しなのは俺の気分だ。この筋肉デブ!」


 おっ、ドモりが取れたっつー。助かったぜ。このままドモりが続いたら、俺のサクセス真っ暗じゃねえか。


「なあにぃい」


 アーグスがキスをやめて振り返ってキレたけど、俺の言葉は止まらない。ガキになったからって言われたら言い返す。それが俺のポリシーだ。ドモりも取れたし徹底的に口撃してやるっつー。関係あるかっ!


「へいへい。筋肉でぶーぅ。調子に乗ってるかーーーい?」


「なんだぁこのガキめっ。調子に乗りおって。貴様、不敬にも本官をバカにするかっ」


 当たり前だっつーの。それにしてもムカつくぜ。周りでチヤホヤしてる女たち。アーグスにコビコビしてやがるっ。


「まあまあ、ニホンジンなんてどうせすぐ死にますわ。ムシしましょうよ。それより私早くホテルに行きたいわ」

「そうそう。エイジ様以外のニホンジンは全員ゴミですわ」

「エイジさまの部下である8権威の配下、最強無敵のアーグス様が相手にする必要ないです! 絶対!」

「それよりもう一度キスをください」

「アーグスさまぁ。気分を直して。気分転換は私たちとのエッチでしましょうよ」

「そうです。それよりは私に服を買ってくださいませ」


 アーグスが言った。


「ふふん。ホテルか。お前ら絶倫の本官に夢中であるな。服か? ああ。買ってやる。本官は金持ちだからな。宝石でもなんでもお前たちの好きなもの買ってやるぞ。ガキ、しっしっ。あっちに行けっ。今なら許してやる。お前ごときにごときに時間をつぶしてる場合ではない。本官には女を相手にしなければならない義務がある」


「きゃあ。アーグスさまぁ」「素敵ぃー」


 くそっ。俺を無視して好き放題やりやがって。やたらと女はべらして、女どももベタベタベタベタ。うぅー、ムカムカするぜー。こいつ警察なのにやたら地位と金持ってやがる。すげえムカつく。


 俺の方が気分が悪いってのっ。こんなふざけたヤツがほんとに警察か。どういう社会システムだっつー。


 石でも投げつけて逃げてやろうと思ったら、女が言った。


「ねえ。アーグス様。逮捕も面倒だし、だったら、石でも投げて遊んでやったらどうでしょう。気分転換になるでしょ? エイジさまが公開で皇帝に石を投げる遊びしたときみたいにしましょうよ」


 なにっ! 俺の考えをパクるんじゃないっ。このクソ女!


 女たちがきゃあきゃあ騒ぎ出す。


「それはいいことね」「確かにニホンジンを痛めつけるのは楽しいですわ」「ナイスアイディアですっ」「ほんとほんとねぇ」


 そしたら警察貴族のヤツ、なんかニヤニヤし始めた。まさかっ。


「ふむ。それは楽しめるかも知れん。エイジさまの真似事で遊んでみるか? クソ貧乏の癖に生きてる日本人に罰を与えるのにもちょうどいいかも知れん。おーーい。お前ら、コイツに全員で石を投げろ。バカにしろ。このモンロー迷宮伯の部下である警察貴族のアーグスの命令だ。すぐ実行しろぉ。貴様ら聞いているかっ。ここにいる全員本官に協力しろっ。命令だっ」


 くそー。何言ってやがるー。まじかよっ。


 周りの人間を観てみてたら、駅前に集って歩いていた連中が一斉にアーグスの言葉にビクッとして足を止めて、こっちの方を見たっつー。おいおいおいおい。100人以上止まってるぞ。お前ら暇人か、こんなヤロウの命令なんて無視しろっつーの。


 そこでそいつら俺の顔を全員でまじまじ見て、苦い顔をしながら、ぞろぞろぞろぞろ石を探し始めたっつー。


 おいおいおいおい! やめろやめろやめろっつーの。


「ふざけんなっ! おいっ! やめろっ。こんなヤツの言うこと聞くなっつー」


 言ったが遅い。


 いてっ


 うわっ。周りのヤツ、ほんとにいきなり石を投げて来やがった。いてって。俺はかわすけど、そこら中から石が投げられて洒落にならねっつー。くそっ。こいつら説得しなきゃ。俺、大けがだっつー。


 アーグスを倒すどころか、近づけもしねえじゃねえか。くそ。


「おい。ちょっと待てよ。お前ら、正気か? 俺はカワイイ善良な、ニホンジンの子どもだぞ!」


「あ、アーグス様の命令だ。く、黒髪のニホンジンは死ねっ」


「が、ガキでも生きてる価値ねえんだよっ。そ、そらっ」「仕方ねえんだよ。逮捕されたくねえ」「私もだ。大人しく石を食らえっ」


 おい! 石投げんなよー!


 なんつー幼児虐待。ムカつき。大人のすることかよっ。児童福祉法46年。普通の人間が子供に石を投げるっ。そんな異世界って絶対おかしいぜー。


「やめろって。おい。う、うわっ!」


 逃げても、逃げても、石が投げられる。ちくしょっ。その上、アーグスが指示して、逃げられないように、俺のいる道の両側をふさいで、俺が逃げられないようにいたぶろうとする。


「ほら。そっちで行ったぞ。貴様ら殴れっ。はははははっ」


 周りのヤツラ道を塞いでみんな、少し嫌そうに石を投げてるけど、たまに本気で投げてくるヤツがいるぜっ。


 俺が逃げようしても、道は塞がれて集団で殴りつけて来ようとするし。


「こ、こっちに来るんじゃない。ガキっ」「アーグス様に逆らうなぞバカかっ」「お、おらっ。このドモりガキめ。ち、近づいたら、な、殴るぞ」「単なる通行人の俺を巻き込みやがって。お前のせいだっ」


 冗談じゃねー。くそっ。


 アーグスがゲラゲラ笑い始めた。コイツ、ほんとに弱いヤツを甚振ることが好きなヤツだ。こんなヤツ、適性検査で警察から追い出せっつーの。


「わっははははは」


 くそっ。人に石投げて笑うんじゃねーっつー。警察官がそんなんで、異世界近代文明隆盛社会って言えるのかよっ。ぜったいやばい世界に来ちまったぜー。


 くそっ。


 いて


 いてて


 四方から石が投げられ額に小石が当たって血が出たっつー。


 ひえ。くそっ。いてえええええ。なんつーこっちゃ。なんつーこっちゃ。


「やめろ。おいっ。くそっ。お前ら権力に屈するな。横暴をするヤツの言うこと聞いたら、世の中メチャクチャになるんだぞ! く、くそっ」


「うっ、うるさいっ」「俺たちにも生活があるんだっ」

「アーグス様に逆らえるか。このっ」「ば、バカなガキがっ。くらえっ」


 くそっ。アーグスに仕返しに石を投げ返したい。だが、今は逃げなきゃならねえっつー。このまま大怪我でもしたら、金持たねえで、どこかで死にかねないっつー。


 けど、ムカつく。仕返ししてえ。投げつけられる石を避けるのに必死で仕返しができないぜ。


「くそっ」


 アーグスに仕返ししたいのにできない! 俺が大人だったらバリバリ逆らってやるのに、小学生で8歳くらいの俺にはどうしようもない。俺、転生しても貧乏人で無力かよ。冗談じゃないっつー。


「くそーーーーっ」

「はっ、はは。い、石くらえっ。お、俺を恨むんじゃない。乞食め」「そ、そら。アーグス様に、さ、逆らったことを思い知れ」


「おらっ。貴様らキリキリ動け。本官の命令であるから当然なのである。逆らったら投獄するぞ」


 い、いてえ。いててて。腕に当たった。血、出てんじゃん。周りの人間も石を投げるのやめやがれ。絶対おかしいぜっ。くそーーーっ。ムカつく。アーグス!


 こ、こりゃまじい。戦略的撤退だ。


 日本軍転進! うーーー、なんつーか、すげえ悔しいぜー。


 俺は全力で力の限り一方向に走って、人がひるみながら殴ろうとするのを無理矢理通り抜けて、石投げの囲いを脱したっつー。


「あっ、ガキが逃げたっ」「しまったっ」「お、お、お、追いますか。アーグスさま?」「逃がしたのは俺の責任じゃないですー」


 アーグスが言った。


「まあ十分楽しんだから今日のところはこれくらいで本官は満足である。貴様らも本官に従ってにこにこ奉仕活動出来て楽しかったろう。はははははっ。いつものように街中で本官が協力を求めたら、今後も絶対に従うのだぞ。そうしなければ逮捕である。ははははは」


 く、くそっ。ムカつくヤロウだ。アーグス。


 安全な場所に逃げてアーグスを見返したら、アーグスのヤロウ、女どもとキャラキャラキャラキャラいちゃついてやがる。


「アーグスさま。素晴らしいさい配でしたわ」「ほんと、かっこよかったです」「日本人のガキを一網打尽ですね~」「サイコーです」


 ああーーーーーーーーーーー!! ムカついたっ!!!


 そこで、俺は道の端に落ちてた馬糞を思い切りつかんで力いっぱい、アーグスに投げつけてやったジャン!


 肩に思いっきり力を入れて、ねじりこむように投げる。投げるッ。


 ぎゅううううううううううん


 バチン!!!!


 ストライィーーーーク!!!


「へっへーーーい。アーグスざまぁみやがれっ」


 アーグスのヤツは顔面を馬糞まみれにして、思い切りもんどり打って倒れてやがるぜーーー!!!


 ドッテン!!


「ぎゃああああああ。馬糞がっ。馬糞がっ。本官の顔にぃぃぃ、うぎゃあああああ」


 女たちが慌てて、アーグスから飛びのいて距離を一斉に取った。


「いやああ。ばっちい」

「汚いです。汚いです」

「くっ、くさいです。アーグスさまっ。近寄らないでくださいませっ」

「不潔です。アーグスさまっ」


 馬糞を払って起き上がったアーグスはその途端にブチ切れて、起き上がって女たちをメチャクチャにぶん殴った。


「なにを言うっ。貴様らあ。本官を愚弄するかっ。本官を汚い扱いするかっ。ふざけるなっ。死ねっ」


「ぎゃああ」「い、いたいです」「なにするんです。アーグスさま」「や、やめてぇえ」


 ボコンボコン。


 アーグスはぼこぼこに女たちを殴りまくる。ひええええ。コイツキレるととんでもねえっつー。


「ぎゃあああああああああああ」


 へへーーい。


 でも、女たちにもムカついてたから、チョーースッキリだぜーーーー!!


 わりぃなっつー。俺は性格の悪い女は女としてみとめねえっつーーー。


 へへーーい。チョーースッキリー。

 へへーーい。チョーースッキリー。


 ザマァ~♪


 ついでだ。もういっちょ、馬糞をアーグスに投げてやれっ。


 どおおりゃあああああああああーーーーーー!!!


「ぬ?」


 女たちアーグスの顔面にまたしても馬糞がぶつかって、その途端にアーグスが顔にパチコン当たった馬糞で思い切りましてもぶったおれたっつーーー!


 いえーーーーーーーーい!!


 どてん


「ぐわあぁっ。ま、またしても馬糞ッッ」


 ゴチン


 アーグスは後頭部をぶつけて、そこで悶絶して転がりまわったっつー。


「うごっ。うごおおっ。うごおおおお」


 イエーーイ! スッキリー!!!

 イエーーイ! スッキリー!!!


「あっはは。いえーーい。ばーーーか。ゴミ警官のバカ貴族はそのまま馬糞にまみれなっつーーーーっ」


 俺が笑って逃げると、馬糞にまみれたアーグスはぎゃあぎゃあわめいているっ。


 俺は速攻逃げたっつーーー!


 アーグスが後ろで叫んでいる。


「きっさまぁーーーー!! ほ、本官をバカにしてくれたなぁ。な、なにもできないガキがよくも本官をっっ。おい。貴様ら、こいつを捕まえろっ。金にならないニホンジンは死ぬべきなのだっ。お前らは頭の悪い黒髪は、金の作り方もわからねえ下等民族! スラムでしか生きられないゴミの癖にっ。おいっ。お前ら、ガキを追いかけろ。さっさとしろっ。こののろまどもっ」


「ぎゃああ」「やめてください。アーグスさま」「ぼ、暴力はっ」「なんで、私を殴る」「や、やめて」


 おや? 見えないけど、アーグスはぎゃあぎゃあわめきながら、周りの人間たちを殴りつけているぞーーー?


 ひーー。こりゃ大変だ。みんなご愁傷さまっ。


 俺はそのまま、アーグスに見つからないように駅前を離れてスラムにそのまま逃げ込んだっつー。イエーイ。


 さあ、こっからバリバリ勝ち上がってやるぜーーーーーーーーーーー!!

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