第46話 勉強会は遊びになりがち
俺達は勉強会を主にノリとタカ為にする事にした。勿論司の家だ。こいつの家が一番広いからな。
司はなんだかんだで勉強しなくてもある程度の点数を採るからな。
「いや、全然勉強してないよ。」をガチでやって平均以上なのだ。羨まムカつく奴だ。
こちとら毎回
「お兄ちゃん。せめて1時間くらい勉強した方がいいよ?」
1ヶ月程前から言われて
「ほら、一緒に勉強しよ?」
1週間前に言われ
「…この辺は出題されると思うから重点的にね。違ったら潔く諦めよう。ほら付き合ってあげるから頑張って」
いつもゆきに助けられて来た。ゆきもよく見捨てずに居てくれたもんだよ。本当に頭が上がらない。
「お兄ちゃんはやる気になれば問題無いんだけどね…やる気にさえなれば…」
いや、本当に感謝してるよ。今度お礼しよう。
改めてゆきの優しさと有り難さを噛み締める正樹であった。
司の家で教科書を広げて居た筈なのだが…何故かゲーム大会になり、漫画を1巻から読み初める等してしまい、勉強処では無くなっていた。
まぁ困るのはタカとノリだから構わないのだが…コイツら率先してサボってどうするんだよ?
やはり、ゆきや渚の様にメリハリが有り、真面目な奴が居ないと纏まらないな。
この場に2人が居たならば…
「先ず1時間勉強します。その後に休憩30分で1時間勉強。」
と、時間を決め、しっかりと管理してくれる。ゆきと渚は適度に甘やかしてくれるからモチベーションが下がらないのだ。
やはり野郎ばかりだと甘えが出て駄目だな。
うん、一度外れた道から中々戻れないからな。今日は諦めてそのまま遊ぶか。
勉強は帰ってから渚と一緒にやろう。
という訳で、俺達は勉強そっちのけで遊んだ。テスト直前にタカとノリに泣きつかれるだろうが自業自得だ。
ちなみに渚とゆきと宮本は一緒に勉強会をしていたらしい。
そしてアパートに帰宅し、渚と一緒に勉強をする。(渚は復習程度で正樹に教えいる)
「あはは、でも解るな。皆で集まるとついつい勉強が疎かになるよね」
「最初の30分程は真面目にやるんだが…息抜きに別の何かをやるともう駄目だな」
今日の勉強会の事を話す。どうやら渚達も似たような事になっていたらしい。とはいえ、最初にノルマを課していてそれが終われば後は自由って事にしていたが3人共早々に終わらせ、各々読書なり好きにしていたらしい。
「それでも渚達はやる事をやっているんだから偉いよ」
「ふふん。もっと褒めて良いよ?」
「よしよし。偉いぞ」
渚の頭を撫でる
「えへへ~」
「さて、楽しい夏休みの為にテストで赤点を取る訳にはいかないからな」
夏休みに補習で学校何て勘弁だ。俺は気合いを入れ直し、問題集を片付けていく。
「ふふ、ホットミルク入れるね?」
「ああ、ありがとう」
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