223

 宇宙飛行士としてキャリアを積み重ねた僕が最後に地球に降りたのはいつだっただろう。月は30年前には未開の地だった。今は太陽系の中継基地になっている。僕は月の重力による筋力低下に悩まされながら、二度と地球の土を踏めないだろうと思っている。さぁ、最後のミッションに出よう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る