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 君は死んでしまって、医師が確認を取り、死亡届を出すとなんだかすっかり虚無になってしまった。僕は乾いた洗濯物を抱いて、匂いを嗅ぐ。たぶん二度と帰ってこない家庭の匂い。既読のつかないLINE。火葬で燃やしてしまって読めなくなった思い出の本。ああ、もう君はいないんだな。

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