君等強いからとりま作戦は頑張るで♪ 〜超クソ雑魚で居ても居なくても変わらないようなクラスメイトFくらいの立ち位置の僕が学校最強チームのリーダーになるまで〜

黒兎 ネコマタ

プロローグ(伏線的な話♪)

 伏線的な話になります。

 本編は次から始まります。

 要はここは、飛ばしていただいて結構です(_ _)

 それでは、お楽しみください!!

 ──────────────────────


 パチパチと何もない空間に火花が散る。ここは太平洋のぼぼど真ん中。周囲を見渡しても海海海、海しかない。そんな場所に火花が散っているのだ、まず何も起こらないはずがない。


 やがて、その火花の量が増え放電し始める。やがてその場一帯を包み込む程、電気が発生した瞬間……時空が歪んだ。


「ケホッケホッ……あの野郎」


 時空の歪みから出てきたのは一人の青年……とはいえ、頭からは一対の角が生えているが。


「まさか、時空間を操って飛ばしてくるなんて……」


 続いて出てきたのが、現代社会にはまず、いないであろう忍者のような格好した女性。


「すみません、我の注意不足でした」


 そう言いながら出てきたのは白銀の狼だ。その後には数人、出てくる。全員普通の人間とは言えそうにない容姿をしていた。ハロウィンならば紛れることは可能だろうが。


「まぁ、過ぎたことは仕方ない。とりあえずここがどこなのか調べてみようぜ」

「私の力が減っているところを見ると元の世界とは別のようですね」

「異世界ですかぁ?」


 最初に出てきた青年と最後の方に出てきた二人の女性が話し合っている。他の人物は黙って聞いているのでこの三人がリーダー的な存在なのだろう。


「異世界ね……まぁ、暫くは様子見だな」


 青年は何もなかった海上に直径三メートルほどの地面を出現させるとそこに座り込んだ。何気に全員浮きながら話していたのだ。他の者たちもその足場に降りる。


「はぁ……どうすっかなぁ」


 青年の呟きは波の音に掻き消されていった……


 この日を境に、二つの世界は交わり始める。異世界融合、後世のものはコレをそう称する。


 ◇ ◇ ◇ 数年後


「はぁあ……明日は課外授業か」


 一人の少年は一人そう呟いた。



 ───────────────────

読んでくださりありがとうございます(_ _)

ぜひフォローや応援、お星様をください。

僕が喜びます(投稿頻度が上がるかも……?


次回からは最後に出てきた少年の一人称になり、ガラッと印象が変わります。でもでも、ちゃんと楽しんで貰えるはずです……!


ここまで読んでくださって、マジ感謝です♪

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