弟子の回復が気持ち良過ぎる。けど最近なんだか冷たくて
激 辛
第1話
「きもちぃーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
俺は弟子の僧侶によって回復魔法をかけてもらって居る。
回復魔法で癒されると足ツボマッサージのような押される気持ちよさと、上に女の子に抱きついてもらった肌触りから感じる生温かさを感じることが出来る。
「・・・」
ついでに俺はこの激可愛い弟子がしてくれる為効果も倍強い。
「どうした?何か怒って居るのか?」
「いえ、キモいなぁと思って」
ついでに、最後にこうやってご褒美を貰える。
ーーーーーー
昔、俺はあるダンジョンで少女を見つけた。
少女は傷だらけで今にも死にそうだった。
俺はとりあえず回復魔法を全力浴びさせてあげた。
「あの、ありがとうございます」
俺はその子に感謝されて、どうしてこうなったのか事情を聞いた。するとその女の子は春と言うらしく、なんと異世界から来たようだ。
そして、異世界から来たせいで所持金もないし、働き先もない。
なので、ダンジョンで敵に見つからないことを祈ってお宝を見つけることに賭けたそうだ。だがモンスターに見たかり大怪我をしていた。
ーーー
で、俺はその子に弟子にならないかと誘い
もうすっかり回復魔法のプロフェッショナルになった春は俺にこうして回復魔法をかけてくれるようになった。
「本当に、春の回復魔法は気持ちぃぃなぁ」
「・・・きもぉ」
ありがとうございます。
最近は、こうして冷たい顔をされるようになった。
昔まではこんなことはなく、俺のことを命の恩人として、師匠として凄く尊敬してくれたが、何故こうなったのかは分からない。
でもこれが元からの素で俺にその顔を出してくれるなら嬉しいにこしたことはない。
だが、本当に何故だろうか?素ではなく何か怒って居る気がする。
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