閑話:ある日の魔王「世界の半分をやろう!」


魔王「ふはは、よくぞここまで来た、女勇者よ!!」


女勇者「現れたな、魔王!!」


魔王「どうだ、我の配下にならぬか?

   もし我の配下になれば、お前に世界の――1/4をくれてやろう」


女勇者「刻むなよ!?」

    そこは普通、世界の半分くれるとこじゃないの!?」


魔王「え、だって…【贈与税】が掛かるからなぁ……」


女勇者「へあ!?」


魔王「魔王とて、税務署からは逃げられん」


女勇者「こんな異世界やだぁ!?」


つづく。

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