第41話 恋愛は健康第一?

「なんで、なんでこんなことになるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!」


 コメント

 g_g:草

 g_to:草

 g_eye:草

 g_e_h:草


「心が…… 心が疲れたよ……」


 コメント

 g_g:がんばれよ!

 g_to:クリア耐久するんだろ?

 g_eye:ほら、早くきてるぞうを作るんだよ!

 g_e_h:弱音を吐いてる暇はないぞ!


「うう…… 分かりましたよ……」


 額乱がくらん機照蔵きてるぞう89世を作った。



「今回は絶対に無理をしない方針で行きましょう!」


 コメント

 g_g:ああ、そうだな

 g_to:その方が良いな

 g_eye:そうしておけ

 g_e_h:それが良い


「まずは超つらいバイトをしましょうか」


 『学力:4 運動:4 容姿:2 芸術:1 健康:70 性格:5 財力:10』

 ステータスは、このようになった。


「これなら運動会が出ても問題ありませんね!」


 コメント

 g_g:ああ、確かにそうだな

 g_to:だいぶマズくはなるけどな

 g_eye:健康は10残るな

 g_e_h:問題はないな


「これは勝ったなっ!!」


 コメント

 g_g:ああ、俺たちの勝利だっ!!

 g_to:やったぜっ!!

 g_eye:勝ったなっ!!

 g_e_h:これはもらったぜっ!!



 いきなり画面に、泳いでいる人たち、自転車に乗っている人たち、走っている人たちの絵が表示された。


 ウィンドウには『抜き打ちトライアスロンが始まった』と表示された。


「はぁっ!? 抜き打ちトライアスロン!?」


 コメント

 g_g:トライアスロンだと!?

 g_to:なんでいきなり!?

 g_eye:これは予想外!?

 g_e_h:とんでもないものが来たな!?


 その後、画面が暗転し『俺はトライアスロンの最中に倒れた。 GAME OVER』と表示された。


 コメント

 g_g:89世ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!

 g_to:これはひどいwww

 g_eye:ひどすぎだろwww

 g_e_h:なんで抜き打ちで、そんなのあるんだよwww



 コメント

 g_g:お~い、どうした?

 g_to:大丈夫か?

 g_eye:気絶か?

 g_e_h:気絶したなら、気絶したと言うんだw


「な……」


 コメント

 g_g:な?

 g_to:な?

 g_eye:な?

 g_e_h:な?


「なんだこれはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」


 コメント

 g_g:うるせぇwwwww

 g_to:叫ぶなwwwww

 g_eye:なんだこれはって、お前らの作ったゲームだろwwwww

 g_e_h:発狂すんなwwwww



「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!」


 額乱がくらん機照蔵きてるぞう90世を作った。


 そして、一年間健康的な生活を送らせた。


 部活はでかパイ帰宅部にした。


 『学力:0 運動:0 容姿:0 芸術:0 健康:560 性格:0 財力:0』

 ステータスは、このようになった。


「これでもう倒れないでしょう……」


 コメント

 g_g:代わりに一年無駄になったけどなwwwww

 g_to:まあ、これなら倒れはしないだろwwwww

 g_eye:健康以外全部0wwwww

 g_e_h:よく進級できたなwwwww


「もう倒れなければ、どうでもいいです! さあ、二年目をやりましょう!!」


 コメント

 g_to:これからどうするんだ?

 g_e_h:これ恋愛できるのか?


「二年目はステータスを上げまくって、三年目にでかパイたちを攻略していこうと思います!!」


 コメント

 g_g:それは可能なのだろうか?

 g_to:どうなんだ?

 g_eye:まあ、やってみるしかないか

 g_e_h:そうだな。がんばれ、90世!


「応援ありがとうございます! では、始めます!!」



 超超つらいバイト、森羅万象聖魔竜神究極月虹彗星出化派威拳しんらばんしょうせいまりゅうじんきゅうきょくげっこうすいせいでかぱいけん部の部活動、休息を繰り返し、ステータスを上げまくっていった。


 『学力:1090 運動:1100 容姿:990 芸術:990 健康:100 性格:1110 財力:40』

 ステータスは、このようになった。


「よし、ステータスが上がりまくりましたね!!」


 コメント

 g_g:ああ、見違えたぞ、90世!!

 g_to:これはモテるぞ!!

 g_eye:さあ、行くんだ、90世!!

 g_e_h:恋愛をするんだ、90世!!


「では、三年目をやっていきましょう!!」


 コメント

 g_g:がんばれ、90世!!

 g_to:がんばれよ!!

 g_eye:がんばってくれ、90世!!

 g_e_h:がんばれ!!



「はぁ、結局恋人はできなかったな。まあ、大学に入ったらできるだろ。受験がんばろう」


 機照蔵きてるぞう90世が、そう言った。

 ウィンドウにも、そう表示された。


「えっ?」


 コメント

 g_g:えっ?

 g_to:えっ?

 g_eye:えっ?

 g_e_h:えっ?


 画面が暗転し『THE END』と表示された。


 えっ!?

 ナニコレ!?

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