第14話

会いたくないのに会ってしまった。


全身が元カノに会いたくないと寒気が通った。


有り難いことに、この授業以外はなく、これさえ受ければいい。


俺は気合いを出して、トイレに戻ると、


もう席は元カノの隣しかなく、と言うか部屋出た時からそうだった。


「ねぇ、優君」


「聞こえないから静かにして」


「ねぇ、ねぇ、」


「本当に静かにしてよ」


「ねぇ授業どんなの取ったの?」


「・・・」

無視しないでよ。


しつこく話しかけられて辛い



ーーー

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