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    日本語というものは同じような意味を持つ言葉が多数ありますよね。どの単語を選ぶか、選んだ単語そのもの、またその組み合わせで印象や心情を推察する読者の捉え方も変わります。
    所々、一般的ではない言葉を選ばれているところがあって、そこが「個性だなあ」と細かい「単語」で感じさせながら、全体の普遍的なテーマである「母性」をうまく多くの読者の経験と共鳴させて書かれていると思いつつ楽しませて頂きました。
    読む人によっては、文中に散らばる単語の持つ硬さの違いに、未舗装の荒れた路面の上で自転車を走らせているような感覚になるかもしれませんが、それをそのままにするか、道の起伏だけ残して、滑らかな乗り心地にするかは、これからの経験で好きなように決めていけばいいと思います。
    良いお話でした。

    作者からの返信

    西野様

    コメント及び感想大変ありがとうございます。
    この作品は18歳になった日に、
    世間的には成人し、
    大人にならなければならないと自覚した日でもありました。
    その際、
    一人で私を育ててくれた母への感謝とともに、
    母から決別しなければならないと唐突に思い、
    溢れる言葉を殴り書きした決意表明でもあるのです。
    作品内で母を殺した瞬間の気持ちは言葉では到底表せないのですが、
    ただそれによって僕は初めて世界と独りで向き合う決意が生まれました。

    恐らく西野様が言うように、
    これからの経験によって僕の作風、言葉、表現は大きく変わっていくのだと未熟者ながら感じています。

    改めてこの作品に目を通していただきありがとうございます。

    また私の作品に出逢われる機会があれば
    ぜひまたご覧になさってください。