第100話 神の奇跡Nは・・・
新しい神の奇跡の開放がどんなモノか予想する前に、今までの神の奇跡を確認する為、カインは自分とラックのステータスを開示した。
名前:カイン
年齢:13歳
種族:人
神の祝福:アルファベット(寄付金額16,580,000ガル)
※次回32,768,000ガルで神の奇跡解放
神の奇跡:
A『如月花院君』:前世の記憶
B『名探偵君』:鑑定
C『戦闘民族君』:成長率SS
D『未来の猫ロボット君』:アイテムボックス
E『世紀末覇者君』:身体強化
F『動く城君』:魔法
G『美少女戦士君』:黒猫
H『戦闘民族君Ⅱ』:気配察知
I『天空の城ラ君』:極大消滅魔法『バース!!』
J『ゲゲゲの鬼君』:猫の人型化
K『元気100倍アンパン君』:状態異常耐性
L『海賊王の大秘宝君』:刀術極と黒刀
M『金属の錬金術師君』:錬金術
N『???』:???
O『???』:???
能力:A
成長率:SS
レベル:52
体力:A
魔力:A
筋力:B
知力:B
敏捷力:B
耐久力:A
精神力:B
運:A
名前:ラック
年齢:13歳
種族:猫の獣人
能力:B
成長率:S
レベル:48
体力:B
魔力:E
筋力:C
知力:B
敏捷力:A
耐久力:C
精神力:C
運:S
ラックの言った通り、まだ見たくない部分は見れないようにできたので、カインはほっとした。
(ラックの言った通りにできたな。ラックはわかってたんだろうか?ラックも神の奇跡で現れた訳だし、けっこう不思議キャラだよな?てか次の寄付金3200万ガルってそろそろヤバいだろ・・・)
「アタシの言った通りだったにゃ。」
「そうだな。それにしても改めて見ると、けっこうな数のチートもらってるな俺って。」
「そうにゃ。カインはチート野郎にゃ。今回更にそれが二つも増えるにゃ。もう手が付けられないにゃ。」
「いや自分で言うのもなんだけど、これだけチートもらってもまだまだって感じしかしないんだけど・・・」
「まあそりゃそうにゃ。カインにはアタシが隣にいてようやく一人前にゃ。カインの一番のチートは、神の奇跡の中で一番は美少女戦士君でアタシを手に入れた事にゃ。」
「まあ・・・そうだな。」
「もっとアタシに感謝するがいいにゃ。寝込みを襲っても良いにゃ?」
「ははは。それより今回は神の奇跡の開放が二つだ。ラックはどんなチートだと思う?」
「ごまかしたにゃ。まあいいにゃ。アタシはそろそろ妹か弟が欲しいにゃ。動く城君も天空の城ラ君も出たって事は、あのシリーズのアニメはまだ出る可能性があるにゃ。だからずばり箒に乗って空しか飛べない女の子が配達するアニメにしゃべる黒猫が出てきたにゃ。アタシはそれが入ってるんじゃないかと思うにゃ。」
「なるほど。でもあのアニメって黒猫が最後はしゃべれなくなってたんじゃなかったけ?」
「それは、黒猫がしゃべれなくなったんじゃなくて、女の子が黒猫の言葉を理解できなくなっただけにゃ。アタシももう名前も決めてるにゃ。妹だったらローズで、弟だったらローズにゃ。」
「どっちもローズじゃん!?てかラックより年上の可能性もあるんじゃないのか?」
「それはないにゃ。アタシより後に来るんだから弟か妹で決まりにゃ。」
「そういうもんか?」
「そういうもんにゃ。とりあえずアタシは一つ候補を出したにゃ。次はカインの番にゃ。」
「そうだな・・・いつもは転移魔法系って言うんだけど、俺は自分のステータスを見て、ある雑誌に掲載されたマンガからアニメになったモノが多い所に目を付けた。あの雑誌をきっと女神様は良く見てるんだと思う。だから今回はちょっとあれば良いな~って思うチートで、胸に大きく大吉って書いてるめっちゃ運の良いヒーローなんてどうだ?運の良さが上がれば例えばブラックダイヤを取るときだって、きっと大きいヤツがいっぱい取れると思うんだ。」
「けっこうマイナーな所を付いて来たにゃ。だけどその能力は面白うそうにゃ。運は大事にゃ。」
「だろ?」
「でも知名度が足りないにゃ。アタシはもっと有名なアニメな気がするにゃ。」
「いやいや有名だろ?主題歌なんて有名な演歌歌手が歌ってたんだぞ?」
「たしかにそれはそうにゃが・・・。」
「まあ予想だからな。それでどうする?まずは一つ開けてみるか?それとももう一つの方も予想を考えるか?」
「二つあるし、まずは一つ開けて見たいにゃ。それを見て再度次を予想するのがいいにゃ。」
「わかった。じゃあ開けるぞ?」
カインはステータスを開き、新しく開放した神の奇跡Nの名前だけを表示するようにした。
名前:カイン
年齢:13歳
種族:人
神の祝福:アルファベット(寄付金額16,580,000ガル)
※次回32,768,000ガルで神の奇跡解放
神の奇跡:
A『如月花院君』:前世の記憶
B『名探偵君』:鑑定
C『戦闘民族君』:成長率SS
D『未来の猫ロボット君』:アイテムボックス
E『世紀末覇者君』:身体強化
F『動く城君』:魔法
G『美少女戦士君』:黒猫
H『戦闘民族君Ⅱ』:気配察知
I『天空の城ラ君』:極大消滅魔法『バース!!』
J『ゲゲゲの鬼君』:猫の人型化
K『元気100倍アンパン君』:状態異常耐性
L『海賊王の大秘宝君』:刀術極と黒刀
M『金属の錬金術師君』:錬金術
N『影の薄いシックスメン君』:???
O『???』:???
それを見たラックは・・・
「来たにゃ!!バスケのアニメにゃ。アタシの好きなヤツにゃ。アタシは断然黄色い髪の子色々コピーできる子が好きにゃ。」
「あのアニメか・・・俺も見た見た。あれって名前と髪の色がリンクしてたよな?俺は赤髪のヤツだな。未来がわかるなんてチートじゃん。もしかしてチートは未来視の魔眼か?」
「いやいや、能力コピーにゃ。それか、主人公の影が薄くなる所で隠密とかにゃ?」
「能力コピーに、未来視に隠密か・・・どれも使えそうだな。でも隠密とかならうずまきの忍者のアニメの方がぽくないか?」
「あのアニメに隠密はないにゃ。逆にあのアニメなら分身とか瞬間移動の能力が選ばれる気がするにゃ。」
「たしかに・・・そりゃそうか。」
一通り能力の予想を話しあったカインは、どんなチートを得たのか確認するべく再度ステータスを確認するのだった。
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