あとがき(2013年編&2023年編)
【2013年編】あとがき
物語の本筋は実体験を基に、執筆しました。後付で「あの時はこうだったのか?こうなってれば良かった。」と、理想も交えてますので、完全なノンフィクションではありません。
ただ、私が今まで生きてきた経験の中で、一番ミステリアスだと感じているのが「彼女」のこと。その「彼女」とのエピソードを基に執筆してみました。
誰にでも、「忘れられない人」って居ると思います。私にとって、チカ(のモデルの子)の事が忘れられない、綺麗な思い出となっています。
私の場合、未だに夢に出てくる事も多々あります。妻(ナオ)との思い出を夢の中でチカに置換えトレースしていたり。
また、本編で紹介したチカに比べ、実際の子はもっと破天荒な女の子だったのですが、人の本質を見抜く能力が高く、私が内心困っている事を感じとってくれる。そんな不思議な人でした。
喜怒哀楽がハッキリしていて、悪いことは悪い、善いことは善い、と素直に言えるような人でもありました。
また、妻は対極に居るイメージですね。
おおらかで、細かい事は気にしない。ボケたがりの人懐っこい性格で。
私自身はこの2人を「似ている」と思っていませんでした。
ただ、リアルの友人達は二人の事を見間違うことも多々ありまして。彼女が変わったことに気付かない友人も多々おりました。
実は、10年前に(本編では書きませんでしたが)この二人は会ったことがあります。街中でばったりと偶然ではありましたが、その時面白半分で撮影した写真は確かに双子ようで驚いた記憶があります。
そして、今回のお話は「チカ」に焦点を当てて書きましたので、妻とのお話や親友達とのお話は割とあっさりに仕上げております。
当初はバンドの話を深堀りしようか、とか考えてましたが、「チカ」のエピソードが薄くなってしまうと思い、バンドの話はかなり削りました。
私の人生で一番濃い期間でもあったので脚色しフィクションとして執筆しても良いかなと考えております。
そのほか、登場人物たちのその後お話が知りたい、等の御要望がございましたらコメント頂けると幸いです。(本当のことをまんま書くと身バレしますので、デフォルメはしますが)
最後に---
物語の最後、「彼女」から連絡が届きましたが、それ以降のお話は皆様のご想像にお任せ致します。
私自身、最後のメッセージを「彼女」から貰った直後に、この物語を書こうと決めた程なので結末は私にも分かりません。
なにせ、まだ現在進行形なのです。まだ何もお話出来るようなエピソードが出来ておりませんので。
何か進展があれば執筆しようかと思いますが、なにせ10年単位でしか連絡のやり取りをしていないので続きは---もしかしたら10年後に。
またどこかでお目にかかれたら--と願いを込めて。
本当にありがとうございました。
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