第8話 心の無限螺旋階段
僕はあれから、不思議な人たちに今まで起きた事を話た。
転生者を殺してしまった事。変わったしまった家族。
なくなった彼女。信頼。
けど、車と時は進む。
『”——————————————————...』
『——————————————....................』
『いや、すいません、お二人の気分を害してしまって...』
急にそんな事を言えば誰でも気分は害するだろう。けどこれは
僕の思いだ。
『................やっぱり、僕ここにいないh』
ー だ”ま”れ”!!ー
ー今はそう言う過去もあるけど...今考えたってどうしようない!ー
と大きな声で僕に喝を投げた。こんなに喝を入れていくれた人は見たことも
『今もうどうしようもないんだよ!...だからってな!下を!!
向いてはいけない!!まだお前はここにいていんだよ!!』
思いが爆発しているのかわからないが、ハンドルに跡が着いている。
『———————ほ、本当にまだここにいていんですか...?』
『構いない!!けどあんたは!!これから犯した悪行から正義に変えるんじゃないのか!?違うか!?』
『そうだよ、貴方はダメ事をダメって言える人よ!だから大丈夫!ねぇ〜!?』
『そぉー!あんたは!動ける人だ!己の真実と正義に向かって歩ける人だ!!』
世界にはまだこんな事をいってくれる人がいたんだな...親にも言われた事はなかったのにな...
『.....じゃあ、僕の行った事は本当に正義なんですか...?』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー空気がまた変わった。
『”—元間くん...人間は自分の道に自信がない生き物なんだ。
誰だってそうだ。この世界は客観視の世界。
けど客観が間違っていた場合は主観が正しい時もある
今は正しいと思った事に進め。ひたすらにバカにされても暴力を振るわずに
ただ道を走れ、構っている時間なんてないんだからな。答えなんてこの世の中には
ない、一番いいのは絶対に良かったと思える事だ。』
と大雨の中で運転しながら小林さんはそう答えてくれた...
『—————————————————————————.....』
『だから元間くん、結果がわからなくても過程によって結果は良くなる
ただ結果が良くても過程が悪い時もある。それをわかって欲しい
だから今は自分を信じて先に進もう。』
『——————————何かわかった気がします...ただ道に進んでいきます!!』
僕は世に少ないレジスタンスだ。
そうだ!僕は、間違いも答えも過程でわかっているような気がしていた!
けど今は、ひたすらに物理学で求める事もできない程に進む事だ!
俺の心は物質ではない!もうそれしかない!!
『あっ!!ちょっとキューケイにしない〜疲れたし〜』
『そうだな、道の駅で温泉でも入るか!!元間くんもどう!?』
『はい!!僕も!!いきます!!』
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