第37話side蒲島
アイツの配信を見た時から思ってた。気に喰わないと…。何でコイツがチヤホヤされているんだ?俺なんて日本ではランクも低く認定され苛立ってしまったというのに…。こうなったら証明してやる!アイツより俺の方が優れているという事を!絶対に!
そう思った俺は直ちにアイツが通う学校に連絡を取り通う旨を伝えた。しかし、くそ女が事件を起こしたせいで学校は休校に…。俺の華々しい中学デビューを邪魔するなっつーんだよ!
休校が明け、俺の中学デビューの日を迎えた。職員室に案内され校長のBBA《ばばあ》からありがたいお話が。─って長いんだよ話が!それに何だ?この職員室の奴等…。普通、俺の姿を見たら気絶するだろ?何で気絶しやがらねぇんだ?まあ、いいか。細かい事は気にしないで。そう思っていると、もう1人俺と同じ歳位の女が職員室へとやって来た。たった一言ケバい!何だこのギャルは?耳を傾けてやりながら話を聞いてるとどうやらコイツも今日からこの学校に通うみたいだ。やれやれだな…。
自己紹介を終えたんだが……おかしいな?俺が思ってたイメージと違い過ぎる。俺の中ではみんな気絶なり鼻血を出して、俺の子種を貰う順番を揉めながら決めると思っていたんだが………。アレか?照れ臭いだけか?そんなに照れなくてもいいんだぞ?それにしても俺の横のケバ子はウザイし、俺に対し喧嘩売ってやがるのか?嗚呼、なるほど。コイツはあの糞総理の孫だったのか…。だから俺に対してこんな態度なのか。今、人気のアイドル位可愛くあれば相手してやったのに。
自己紹介も終わり授業が始まったが………全く分からん…。大学の問題か何かを教えているのか?X=Yって何だ?セッ○スをやれやれというのを公式にしたものか何かか?駄目だな…。勤めを果たして学校はしばらく休む事にするとしよう。
太ももがムッチリとしていて、でも太ってる訳ではない、俺好みの女が丁度クラスに居やがった。コイツにしてやるか…。俺が誘うとよりにもよって断りやがった…。
初めてだよ。俺の誘いを断わるお馬鹿さんは…。あ~、くそ!イライラする!クラスの奴等も…他のクラスに二年や一年の奴等も俺の誘いを断わるだと!?挙げ句教師迄全て俺の誘いを断わりやがった…。仕方なく連れてきた側仕えの1人を相手にしてやる…。くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!どうなっていやがるってんだ!そんな事を思いながら励み、賢者モードへと移行。
ヤッたら疲れ過ぎて体を動かすのも億劫だ。取り敢えずしっかり休んでからこれからの事は考える様にしよう…。とにかく早く休みたい。
早退して休んでいる俺を側仕えが起こしに来た。こっちは体がキツイというのに何だ?はっ?あの男が配信を行うだと!?分かった。見てやるしコメントもしてやるさ…。
──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────何だ?これは………。俺は一体何を見せられた?何を聞いた?そしてコイツらは何をしている………?分からない…。子種は三擦り
冷静になればなるほど、俺の誘いを初めて断わったあの女に苛立ちを覚える。あの女の人生を壊して米国に帰る事にしよう。
******
「おい…強力な下剤はちゃんと入れたか?」
「…はい。間も無く効いてくる筈です…。あの顔を見て下さい…」
「よし…逃がすなよ?」
「はい。蒲島様」
「映像を撮る準備は?」
「整っております」
「じゃあ始めるか(ニヤッ…)」
******
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!何が起こった!?血!?血が出てる!?俺の鼻がぁぁぁぁー!手を当てるとフニャンと感触…。折れてるだろ、これっ!?許さねぇー!絶対に許さねぇー!覚えてろ?目にもの見せてやるからな!
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