打ち水も 風鈴の音も 朝顔も 枯れ 渇き 唯 打ち砕け 散る
打ち水も 乾いてしまった。
風鈴の音も やんでしまった。
朝顔は 枯れてしまった。
壊れてしまった。
連れて逝かれた。
地獄の窯の蓋が開いた川底に。
***
お盆の時期は、地獄の窯の蓋が開いているから、
「川遊びをしてはいけない」
と。
水場(河川に限らず、海やプールも)には 行かないように、
と。
きつく言われておりまして……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます