面倒くさがりのヒーローは、何だかんだで使命を全うする。~自衛のつもりで戦っていたら、いつの間にか規模がでかくなってた~

ZeRo.

とっても短いプロローグ 不審者に絡まれた

 2022年を境に日本各地では行方不明者や変死体の数が急増している。その変死体は全て胸部を貫かれた状態・・・・・・・・・で発見されており、警察は犯人の動向が掴めず頭を悩ませていた。

 そのまま原因不明の被害者の数は増え続け、2023年初冬、カブトガニのような形をした機械おもちゃが人を襲うという報道も連日された。その機械による被害も重なり、政府は専門部隊CTOを起立させ24時間体制で市町村の警備を始めた。外を歩けば、見慣れない形をした武器と服を装備して警備する者がたくさんいる…そして民間にも、対策グッツの販売や対処訓練が行われるようになった。

 そんな日々が続き、人々は次第にその環境に慣れていった。変わらずニュースでは同じような報道が絶えないが、2年前の平穏さが戻りつつあった。

 そんな最中だ


「やっっっっと会えた!!ニチアサヒロインみたいに、この街と私の星を救う手伝いをしてほしい!!」


「は?」


 突然奇抜なファッションをした女性不審者に手を握られてそう言われたのは。


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