第34話 会議開始

女神様達に襲われるというハプニングに襲われつつ


『それじゃレイさんは本当に人間で言うおばあちゃんだったんですか?』

『今こんなに若くて綺麗なのに?』

可愛いおめ目を全開まで開いてびっくりするエルフ姉妹に


『あらあらまあまあ♪なんていい子たちなのかしら♪若くて綺麗だなんて!そうよ~おばあちゃんだったのよ~』


おばあちゃん、滅茶苦茶ご機嫌♪


『『信じられないです』』


『あらあらまあまあ~♪ほんとに可愛い子たちね~♪』


滅茶苦茶ご機嫌⋯


〖見た目と話し方が違いすぎるのがおかしいよな〗

〖そうだな。なんかババくさ⋯〗ビキッ

『何ですって?鍛冶神様?武神様?』にこにこごごごご

『『ヒッ!』』びくぅっ


ご機嫌が⋯


〖い、いや、違うんだよ、ほら、な?ほらこの三人で旅に出るならよ?な?〗ダラダラ

〖そ、そうだよな?孫とばあちゃんの旅じゃなくて、わ、若くて美人な三人になるんだろ?それにしちゃ、話し方がちぐはぐだよなっていう、な?〗ダラダラダラダラ


脳筋コンビ、生き残るために必死!


『⋯あらあらまあまあ、そうね、一理あるわね』

〖〖だ、だろっ!?〗〗

必死!


〖う~ん、確かに、違和感あるよね。エルフちゃんたち、滅茶苦茶、敬語だもんね?〗

『だな。もっと砕けた話し方がいいよな』

そうよ。タメ口で構わないわよ♪


〖そうね。そもそも設定はどうするの?姉妹?〗

〖そうですね、でも姉妹と言うには種族の違いがありますし、近所のお姉さんと、妹分的な感じ⋯とか?〗

『ふむ。それなら、多少敬語になっても誤魔化せるかもしれんのぉ』

なるほど、設定ね。それは大事かもしれないわね。


『レイはともかく、エルフ姉妹の容姿を変えますか?工芸神様、魔神様、魔法は切れてしまった時が心配ですから魔道具で何とかなりませんか?』

〖やってやれない事はないわよね。レイも髪の色くらいは変えられるかしら?〗

〖そうですね。出来ればあまり目立つ色は避けた方が無難ですよね。銀髪は目立ちますから〗

そうね。女子だけのパーティーはきっと厄介なこともあるわよね。この子達かわいいし、絶対に絡まれちゃうわ!私が守らないと!


〖それに、お供どうしようか~〗

〖妖精だけでは心もとないわよね〗

〖いざとなったら戦えて、この子達を連れて逃げられるような子がいいのでは?〗

そうね。この二人を乗せて逃げられる子⋯そもそも、移動手段として乗れる子とかいいわよね


〖見た目からして威嚇に使えるやつがいいんじゃないか?〗

〖怖すぎて周りが近寄れないのは、それはそれで困りますよ〗

〖だよな~結構難しいな〗

強面もかっこいいけど、癒し系も必要だと思うのよ。それに、もふもふは必須だと思うわ!もふもふ!もふもふ!


『ち、父上、母上』

『な、何だか話がどんどん⋯』

『うん。勝手に進んでいるな』

『そうですね⋯』


エルフさんたち、置いてけぼり⋯


もふもふいないかしら?もふもふもふもふっ


☆。.:*・゜☆。.:*・゜

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