第3話

パーティ会場と宿主が燃えただけなので、屋敷は残っている。


 宿主が亡くなった場合、本来は近い親族が引き継ぐものだが、親族もみんな居なくなったいる為、この屋敷は私とこの子だけのものになった。


 あれっ私、めっちゃ勝ち組じゃね??


 「うぇーん」


とりあえずヒカリの育児が優先だな。


 私が隠れて買って、見つからないように奥にしまって居たミルクセット等をこれからは堂々と出しておける。


 今までは私がこんな広い家の掃除を一人でして居たが、メイドか執事を雇おうかな。


 とりあえず、もっとヒカリが楽しく育ってくれるように積み木とか買って来ないと。

  

 あと屋敷でヒカリがはいはいとかで動き回れるスペースを作らないとだね。


ーーーーーーーーーーーーー

 王国

 ってことで買い物にやって来たけど、肩が重い。


 街を歩くと魔法使って居たり様々な人達がいる。


 とりあえず積み木、絵本、あとパズルと


 と買い物をしている。


 「赤ん坊にはこれとかもいいぞ、流行りのカラカラだ」


「どうやって使うんですか」

太鼓のような棒だが、


 カラカラと音を鳴らすとヒカリが気になって反応している。


 「いいですね!それください!!」

  そしてヒカルキレイなお守りを見つけた。


 「あと、それもください!!」


  「毎度!!」


このお守り、いつかヒカリが大きくなったあげよう。


 大変満足のいく買い物ができた。


 「マァマ!!」


「どうしたんでしゅか、」


林の方を指を刺している。


「っててええええ!!」


赤ちゃんが赤ちゃんを見つけた!!

 

  

 「男の子??」


  捨て子なのだろうか??


 私はとりあえず周りの人に聞いてみたが、誰もが知らないと言っている。


 そして近くの教会や、ギルド本部などにも聞いて回ったが知っている人は誰もいないようだ。


 困ったなー


 「あう」


 うー、かわいい。ほっとけないね。


 「マァマ」

そうよね、ヒカリが見つけた弟だもんね。


「よし、決めた!私がこの子も育てる。」


そして、名前は林から見つけたから


 「リーフよ!!この子はリーフ!!」




 

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