【火曜日 08:49】虐められたから転校したが双子の妹や幼馴染達が追いかけてくるがもう遅い。
少し復活したエアコン
第1話
俺は虐められる。
「アンタ、本当に小さい頃から虐められる天才なんじゃないの?」
「・・・」
俺は強く踏みつけられる。
「お兄ちゃん、頑張ってまだ耐えられるよ!!」
双子の妹は笑いながら俺を見てる。
ーーーーーーー
「お母さん」
「何??」
「俺、転校したい。」
「お母さんね、ずっと貴方が虐められているのは知っていたわ」
一応隠してたつもりだった。バレると妹にやられるから。
「しかも、みよにも虐めらてるのよね」
「うん」
「そっか、ごめんね。よみ!お母さんが不甲斐ないばかりに」
「・・・いいよ、みよも俺の妹だし、俺が兄として不甲斐ないのが悪いよ」
「そんなことはないわ。私はよみの良いところ沢山知ってもん。」
「ありがとうお母さん」
「それでね、お母さん実はお父さんと決めてね」
「えっ何を?」
「別居することにしました!!」
「??本当に??」
「本当よ、お父さんもよみのことを大切に思ってるもん。けどやっぱり私も、お父さんもみよのことは大事。よみもそこは変わらないよね。」
「うん」
「だから、よみは私と一緒に新しい所で暮らしまーす。」
「いきなり過ぎてビックリ」
「実はね、ずっと準備はしてたんだけど、よみが自ら転校したいって言うまで待ってたの」
「そうなんだ。」
「私もお父さんも昔は虐められててね。虐められる人の辛さはよく知ってるから。みよには悪いけど、今回は本当は大好きなお兄ちゃんと離れて少しは反省してもらわないと」
「みよは俺のこと好きじゃ無いよ。全く」
「そこはよみも悪いところね」
ーーーーーーー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます