100色×100文字×100の詩

湖ノ上茶屋(コノウエサヤ)

#FCEEEB


 赤い若葉と白い花

 めでたい色を離れて見れば

 絵の具をといたかのように

 とろりとろけて

 はらりはらりと

 淡いピンクが揺れ踊る

 別れと出会い

 あたたかく

 色づけ永遠に鮮明に

 ふわりひろがり

 はらりはらりと

 淡いピンクが身を包む






***p19「さくらいろ」***



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